昨日より今日の方が「寂しくなっちゃった(真彩ちゃん風)」。MACAPUです。
千秋楽を観てきました〜♡
感謝してもしきれない。
号泣&嗚咽するかと思ったけど、望海さんもffffffff(退団者8名)も幸せそうで、終始、満面の笑みで観れました。
とか言って満面の笑みに号泣という、LINE スタンプにでもなれそうな顔で観劇しました。
本編の感想ーパンじゃなくてペン!ー
まずは本パンから。
パンじゃなくてペン!
まずは本編から。
fff
fffは1か月?ぶりの観劇。(この状況で複数回観れたことに感謝…)
友人たちから「ここ最近は、望海さんの気合いがさらにすごい」と聞いており、千秋楽は凄まじいのだろうと思っていたけど、望海さんは余裕のある感じで。(痩せてた…!涙)
出し切ってやるぞ!というより最後まで無事にやり遂げるぞ!という感じ。凪翔さんも同じく、とても落ち着いて見えた。
なので冒頭は、千秋楽を忘れてお芝居に集中していたのだけど、周りがすごくて…
あみ(彩海せら)ちゃんも見たことがないくらいに髪を乱して、ベートーヴェンの青年期を熱演していたし、下級生の炎たちも最高に力強く踊っていて!
笙乃茅桜さんも、激しいダンスシーンは燃え滾っていて。
朝澄希さんの「ナポレオンが負けたぞぉー!!」(セリフ違うと思う)の気合い!というか、しっかり最後までやり遂げていて走り抜けていったその後ろ姿…!!
そして、咲(彩風咲奈)さんがナポレオン皇帝として登場した時の立派な姿!頼もしい姿!
あーさ(朝美絢)さんのお歌の成長!
みんなの望海さんの千秋楽だ!という雰囲気で千秋楽とひしひしと感じて、確実に望海さんの力を受け継いで成長しているスターさんたちの姿に、涙がス―――――って落ちてきた。
fffのアドリブ的なやりとりは、
ルイのお部屋を片付ける杏野このみさんが「先生のことは尊敬していますけど、ちらかしすぎです!」(後半は記憶あいまい)と去って、
それを受けたルイが「顔だけは美人だったのになぁ」と返し…
一度退室したあんこちゃんが、パッとドアを開けてスポットが当たりニカッって笑って、パタッと戸を閉じた…
笑いと拍手でした。
照明さんとも打ち合わせ済みなのね。微笑ましい♡
謎の女というか、きー(真彩)ちゃんも顔を隠して笑っていた。
そして、謎の女とルイのやり取りは今日も可愛くて。
ペンじゃなくてパン!とパンを渡されたルイが、謎の女の声を真似しながら「パンじゃなくてペン!」ってパンを投げてペンを掴む姿が可愛すぎて‥‥
あとは、
ルイ「俺がやってほしいことをやってくれるのか!」
謎の女「いやよ」の後に、
「喜んでんじゃねーかよっ」とボソッと言ってて可愛かった。
ねぇ、望海さんて、なんでこんなに可愛いんだろう!!!
寂しさと可愛さがさ。
はー、パンじゃなくてペン! 大好き。
シルクロード
千秋楽でそれかよ、な感想なんだけど、望海さんのマント裁きが素敵で。。。
望海さんを凝視していたんだけど、
望海さんがいちいち動くたびに、手でマントがうまく動くようにさり気なく工夫しているんですね‥‥ちょっと手を当ててマントが大きく回るようにする、ちょっと手を広げてマントが前に来ないようにする…超自然に当たり前のように…
その工夫の一つ一つを、この千秋楽でさえも集中してやっているところが、本当にねぇ、言葉にならないかっこよさ。
きーちゃんも、就任当初は「スカートさばきが…」との声も聞こえたけど、とってもきれいでさ―――…
尊いコンビ。。
あとは、映像に残らなそうなところだと、
きーちゃんとロケットの子たちが本舞台にいて、銀橋にスターさんが出てくるところ。
きーちゃんが、ロケットの子たちに向けて、たくさんアイコンタクトをとって何個も投げキスを飛ばしてて、ロケットの子たちがめちゃくちゃ嬉しそうでした。(いつもですか?あの天使の戯れ)
一番心臓がキュッとなったのは、望海さんの燕尾の始まり。
客席に強いライトが当たって、暗転の中で望海さんが銀橋の真ん中に登場するところ。
ライトを避ける座席にいたので、出てきた望海さんのお顔が暗闇の中で見えたのだけど…
バラを手に持って、うつむき加減に微笑んでいて……
ぅそぉ涙。。
どんな気持ちで、今暗転の中で微笑んでいるの…
銀橋に、仏さまが立っているの…?て感じで。
ほんと、あの瞬間、地球上の全ての大陸で犯罪が消えてたと思う、もう世界平和だった。
清く美しいの塊だった。聖人の域。
最後のデュエダン。
大きな拍手に対して、望海さんはニコニコしていたのだけど、
きーちゃんが大きな拍手にびっくりしたような表情で「ふわぁーー(幸せ)」という顔をしていて、
ぎーぢゃん…その表情はずるいわ…
というか、きーちゃんはあらゆる場面で千秋楽と感じていそうな表情をしていて、、、
その姿にたくさん泣かされました。
きーちゃんのそんな様子に対して、、望海さんは流されることなく、しっかりと舞台に立ってて、その包容力にもまたジーンでした。(はいはい、最後だね、ニコ、って感じ)
さよならショー ーこの感動、どうやって保存したらいいのー
さよならショーの切なさ、悲しみ、の前に…
ドン・ジュアンが素敵すぎて‥‥
望海さんの「エメ~」の声量が、大劇場の天井から壁から座席から全てに伝わって、全方位から望海さんの声が覆いかぶさってきて、、、全ての毛穴に歌声が入ってきたよ(どんな)。素敵すぎた。
もう大劇場でこんな声を浴びることは無いと思うと、とっても切なくて幸せで…
この瞬間の、脳みそ・心臓・びりびりする肌・視覚・嗅覚の全てを保存したかった。
壬生儀伝もすごくて。
望海さんときーちゃんの「♪風に乗って届け~♪」の「ぜ」の瞬間。(細かい)
舞台から風が起こったかと思うくらいに、なんか風圧というか、ぶわっと何かが解き放たれて、吸い込まれるかと思った。
朝美絢さんのブリネクの人間が浄化される瞬間のようなやつ。
このお二人の声量の心地よさとエネルギーは、やはり尋常ではない。
この素晴らしさはどんな技術であっても再現不可能。
二度と観れないのかと思うと、苦しい。。。
悲しい。。
でも、この時代に生まれて、宝塚が好きで、望海さんのお歌を生で聴けたこと・浴びれたこと(千秋楽・さよならショーに限らず)は、私たちの一生の宝物!!!
寂しいけど元気にいきましょう、エイエイオー!
あ、あとね、カリ(煌羽)さんは、見たこともない、なんの防御線もない可愛い笑顔でね、見てて幸せでした。ドンジュアンの時は、捌ける時にカツラの髪をフンって払ってて、さすが美女だった。
ほんで、
ご挨拶-望海さんが尊い-
望海さんのご挨拶が始まる前。
「東京の挨拶は、相手役のこと言わないかな?かっこいい締めくくりをするかな?だからムラで、きーちゃんにお礼を伝えておいたのかな?」と思っていたのに、
しっかりとまた相手役さんへの言葉を入れてきた、望海さん…涙
そして、言う前に、なんか、もじっとして、ぎこちない感じで振り向いて「ありがとぉ」って言った姿が、もう愛らしすぎて‥‥
それまで、きーちゃんも、うんうん、と元気にうなづいていたのに、一挙に顔がクシャッとなって、泣いちゃって。
会場もその二人を見て、ふわって笑ってて、
天国空間でした。
その後、カーテンコールで何回も幸せな天使たちの戯れを見たわけだけど、
最後の最後でも望海さんが素敵だなーと思ったのは、
あまりにも舞台上だけで盛り上がっちゃうと、会場は置いてけぼりになっちゃう、というか、傍観者になっちゃうじゃないですか。内輪についてけない…みたいな。
望海さんて、そうなるギリギリのところで客席を巻き込むんですよね…置いてかない。(伝われ)
ちゃんと一体となってくれる…優しい。。。
(もちろんだいきほのやり取りや組子のやり取りは、永遠に見ていたいのだけど、それでも、あーなんかついてけない、置いてけぼり…みたいになるじゃない)
そして、咲ちゃん・ひらめちゃんにもエールを送って…
咲ちゃんのお披露目に、あんなに出たい出たいと言っているのを見る(グラフでも言ってましたよね)と、、次の公演で下級生の望海さんを探しちゃいそう。
前に座っていた男性たちも、望海さんの執念に笑っていたよ。
はい、
最後まで優しくて尊い望海さん全開。
なのに!
凪翔さんに「一言、言い足りなかったらお願いします(2回目)」と言って強制的に「愛してんで」って言わせて、誰よりも早くにのけ反って雄たけびを上げて喜んでて少年のようで…。
きーちゃんに「大好きです」と言われて、
「わ、私も大好きです」と言うのも、なんか言いなれてない感じが少年のようで、可愛すぎて。。。
「愛してる」とか色濃い言葉を舞台上でたくさん叫んだり、人に「愛してんで」ってあんなに言わせるくせに、「大好きです」はあんなにピュアにしか言えないなんて…可愛いよー!
あと、その前の緞帳前に2人で出てきて、
きーちゃんが「さびしくなっちゃった」って言ったとき。
会場がね、アメリカのホームドラマの「oh~(共感・微笑み・悲しみ・でも愛おしい・愛らしい)」みたいな客席声(伝わって)に包まれてて、とても暖かくて。
そっからの、きーちゃんの望海さんへの「えー…大好きです(小声)」はね、可愛すぎた。
その言い方、昭和の渋い男性俳優かい!みたいなね。(そんなツッコミしてる方はいないですよね、みんな純粋に可愛いって言ってますよね)
言い方が「かわいい宝塚の娘役」を演じないあたりが「きーちゃん」で可愛い、と感じたのです。
「さびしくなっちゃった」と言われた時の、望海さんのアセアセして笑い飛ばす感じも少年のようでね。
もう人間が大きいんだか、少年なんだか!もう、なにぃ〜!!涙
もう尊いし、優しいし、可愛いし、なんなのぉー!涙
そしてまた二人でしみじみし始めると「永遠にやってますから!!!」と締めて現実に戻ってくるそのバランスもね、素敵で。
(言いたいことが9割伝わらないと思うけど)
はーもう、とにかく尊かったです!!
追記:終演後、規制退場を待っていたら、舞台から「フゥーーー!!!」って盛り上がる声が何回も聞こえてとってもほっこりしました。会場は拍手が起こってたけど、そんなの聞こえない様子で、またすぐに「フゥーーー!!!」って聞こえて、楽しそうだった♡そして望海さんの最後の「さよなら皆様」…流れてなかった気がするのだけど…楽しみにしていたのに聞き逃してしまった…
はあ、幸せな気持ちだけど、寂しい!
だからこそ美しい
望海さんと明日海さんって、たぶん初めて新人公演主演前から見ていたスターさんで。
だから、明日海さんに引き続き、望海さんの退団となると、、大きな区切りで…本当に寂しい。
でも昨日の望海さんや退団者の方の晴れ晴れした表情を見ると、やっぱり「宝塚は終わりあるからこそ美しい」と思った。
限られた時間の中で全てを懸けて努力をしている姿と、最後に最高に輝く姿が、本当に素敵!
その姿をファンとして見ていられるって、幸せだ♡
だから寂しいけど、これでよかった!
コロナ禍でも止まらずに退団日を無事迎えられたこと!最高の舞台で終わったこと!
そして、昨日も書いた通り、
望海さんは物理的にいなくなるだけで、これからの雪組にも確実に望海さんの残したものがある!
ということで、宝塚の深き深き沼から永遠に抜けられないわけだ。咲ちゃんきわちゃん頑張れ〜!!
そして、望海さんはもうすでに次の公演(しかも男役!)が決まっているからね、
次の公演も、そのまた先も、そのさらに先の来世の宝塚で望海さんに会えることも約束されてるから(笑)
また生まれ変わっても宝塚会いましょう〜!!って最高な言葉だったな。そしてあの笑顔!やっぱり望海さん最高♡
とゆうことで…
時が経てば経つほど寂しさが増大して、どうしよう?!と思いつつ、こうやって宝塚がずっと続いてきた&続くとゆうことで、明るく捉えよう。
うむ。
退団者のみなさま、本当にご卒業おめでとうございます、です。
最高の公演と、ひとときを、ありがとうございました。
望海さんの退団公演は、最高だったーーー!!!
以上でした!
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