【観劇感想】星組 新人公演「1789」-スター感と可愛らしさと-

観劇の感想
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まかぷです、ご縁をいただき星組「1789」新人公演を拝見しました。

良い意味で、久しぶりに「THE新人スターさんの公演」な感じで良かったです!

ご挨拶は、とても泣いちゃった。

 

演出でカットの場面は、マリーの「全てを賭けて」やロナンの新曲「愛し合う自由」、オランプの「許されぬ愛」、パンパポ(客席降りあたり)かな。詳細に覚えていないけれど。

星組の1789(本公演)はスターオーラの数々に圧倒されるけれど、

新人公演は良い意味で「素朴な若者たち」が一致団結している様子で、作品を純粋に楽しめた気がしました。凄かったなぁ。歌えない人がいないのがすごい…

 

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スターさん

( )内は、学年(期)と本役さん

ロナン:稀惺かずとさん(105、礼真琴さん)

うまかった、カッコよかった。

本公演は礼真琴さんがカッコ良すぎるあまりに「普通の青年」として見れない時があって(それは最高なんですけど)

稀惺さんは、学年とお役への挑戦がお役とマッチして、青年がフランス革命に身を投じていく様子がリアルでした。

父を殺された怒りがずっと根底にある気がしたし、迷いながら革命に入っていく様子も引き込まれたし、ダンスナンバーも素敵でした。

最後の白い服でのお歌は全てが削ぎ落とされたような歌声で、「こんな青年がフランス革命の中にたくさんいたんだろうな…」と壮大なことまで想像させられて涙でした。

小柄だけれど、真ん中感があってスターでした。

そして、何より稀惺さんのプレッシャーが計り知れない。

高祖父に小林一三さん、父は松岡修造さんで、多くの人にとって「果たして実力はいかに」状態だったのかと思うので、そんな中で見事に大役をやったことがすごい

ご挨拶が愛らしかった(後述) 

 

オランプ:詩ちづるさん(105、舞空瞳さん)

お歌がカットだったので、存在感が本来の実力よりは小さかったかも…?

舞空さんが結構なパワーと力強さを放っているのに対して、繊細で可愛らしいオランプ

牢獄にロナンを救いに来た時のパパとのやりとりやロナンが死んでからの表情など、繊細な場面が素敵でした。

 

アルトワ伯:紘希柚葉さん(103、瀬央ゆりあさん)

強め!器用さん!

「月組を見た時からやりたかったお役」と話されていたので妖艶な感じかと思いきや、瀬央さんのように野心を感じるアルトワ伯でした。

 

カミーユ:御剣海さん(104、暁千星さん)

過去の新公も目が綺麗で印象に残っている御剣さん。綺麗にまとまっている感じでした。

 

ロベスピエール:凰陽さや華さん(106、極美慎さん)

うまかった!緊張が伝わってきて、まだ研4さんなので経験を積まれて陶酔力が増したらもっと素敵になりそう。

 

 

カミーユとロベスピエールは…本役の暁さんと極美さんの圧倒的なスター力も再認識しました。あのお二人の覇気はすごい。

新公は若者感が強くて、それもそれでよかったです。

 

アントワネット:瑠璃花夏さん(103、有沙瞳さん)

お化粧が綺麗でオパールのような頬!

高貴で透明感があって、民衆とは明らかに別世界の人!すごい。

ソロも引き込まれました。

 

ペイロール伯爵:大希颯さん(105、輝月ゆうまさん)

場を持っていく圧!放つ空気が大きいし、お歌もお上手だった。

ペイロールができるのが大希さん(もしくは碧音さん)だけだったかな、と思いました。

(冷静な目ではないかもだけど笑)、大希さんにはかなり「スター」を感じるので…今後のご活躍を密かに期待しております…!

 

ダントン:碧音斗和さん(104、天華えまさん)

素晴らしい安定感!!!声が、私のイメージするダントンっぽい太さで素敵。

 

フェルゼン伯爵:馳琉輝さん(108、天飛華音さん)

入団時に「既にお顔が完成している」と気になっていた、馳さん!ついに拝見することができた!(笑)

想像よりもまろやかな雰囲気で(写真だとやっぱりわからない!横顔の感じとか!)、マリーと別れる時は涙を流されていて凄かった

今後も楽しみ。

  

シャルロット:綾音美蘭さん(104、瑠璃花夏さん)

可愛さと少年っぽさがあって印象的でした。素敵! 

  

その他、

ルイ16世の羽伶さんの穏やかさ、ジャックの青風さんのスタイルの良さ、ラマールの世晴さんのオリジナリティ、リュシルの乙葉さんの可愛さ、ポリニャック夫人の星咲さんの高音、などなど…

魅力がたくさんでした。

ご挨拶

久しぶりに「頭真っ白」ぽいご挨拶に立ち会って、可愛らしかった!会場はたくさんの温かい笑いに包まれていました(そのあたりもスターだなと思う)。

 

まず真ん中に出られて、少し沈黙の時間があり、、客席側が先に拍手を始めたのを受けて、コチコチにお辞儀をする、という流れに笑いが起きていました(ふふ)。

この時点で緊張されているんだなと思いましたが、

「不安で押しつぶされそうだった、不器用すぎて逃げ出したかった、幕が上がるまで怖かった」とのお話に、プレッシャーの半端なさを感じました。

入団時も相当ニュースで取り上げられていたものね。

「お客様の温かさを体験することができました。……………本日は誠にありがとうございました!」の、いっぱいいっぱい加減と、気持ちをそのまま言葉にしている姿が可愛かったです。会場も「ふふふ」と見守りモード。

 

何よりそれを聞いている、大希さんと青風さんたち同期!

「不器用で」の言葉に大希さんがものすごく顔を横に振って否定していたし、その後のアップアップな様子にも、同期たちがものすごく暖かく爆笑していて、それを見てまた泣けました(笑)

良い関係性なんだろうなぁ、と勝手に想像。素敵。

 

ベールに包まれていた稀惺さんが爆誕した感じでした。

 

また次の公演も楽しみです♡

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