ドアtoドア、無言で月組に行ってきました、MACAPUです♡
泣きすぎて頭が痛かった!あー既にもう一度観たい!
大変良かった…こんな中、観に行けたことに感謝。
熱が冷めぬうちに書きます。がっつりのネタバレは避けつつ、、、簡単に(とか言ってしゃべり始めたら止まらない)。。
友の会さん、ありがとう。とってもいいお席でした。
桜嵐記
桜嵐記だけでも間違えて帰りそうなレベルの満足感。
宛て書きが…上田先生…素敵!
いやぁ、上田先生って、宛て書きの宛てっぷりがやはり上手い。
そうそう、この人はこんな感じ!レベルではなく、「そのお役をその人がやると、その人の魅力が最大限に引き出される!」とゆうお役を当てる才能がすごい。
そして話のわかりやすさ!
わたくし非常識人なので、有名であろう楠木正成の知識すらほぼない状態で見ましたが、大変わかりやすい!そこにも感銘を受けた。
スカステでも「冒頭に光月さんの解説があるので安心してください」とのことでしたが、ただの語りではなく、ちゃんと後ろで演技までつけて解説してくれる。(その楠木正成役のまゆぽんのかっこいいこと!)
解説の最後の「要は南は公家、北は武家と覚えてもらえれば良いです」で、「あい、わかりましたー!」とすんなり入れる。
南側(天皇)に付き続けた唯一の武士が楠木正成(まゆぽん/輝月ゆうまさん)。そしてその子供たち3人(たま、ちな、れいこ兄弟)。
南は公家側なので武士(?)は楠木家だけで、北は武家側なので強いし、数で見ても南北の勝負は明らか。(公家を演っているのがほとんど娘役!それも面白い!)
南側は負けるとわかっているのに真摯に戦い続けるとゆう楠木正行(珠様/珠城りょうさん)の姿が…ほんとの珠様の姿と重なるわけで…
若くしてトップになって厳しい状況(上級生を何人も抜いてトップに抜擢&注目)で、、それでも負けずに真摯に頑張ってきた珠様そのもの…(と、思っている)
楠木正行の人物像としては、戦に燃えているような男ではなくて、敵であっても人に対して優しくて、常に曲がらずにみんなの幸せを願う、とゆう感じで…温かな人。
ぁ″ーだまじゃま(珠様)にぴっだりぃぃぃ(涙)でした。
「正行は幹の太い人」ということで、珠様のお人柄も胸板の太さもしっくりくるし、よかった。(ミキだけにな!)
お役は悲劇的なお役どころだと思うけど、珠様が演るからか、すごく清い!美しい!儚い!まだ未来があるはずだったのに使命感でそれを捨てるとゆうのも…。
わたし上田先生のプログラムを読むのが好きなんですけど、開演前に読みまして。
「吉水神社に行ったときに感じたわびしさ、ここに南朝と称して住んだ人々の心中やいかに」(ニュアンス)の言葉が頭に残っており、、、
3兄弟が、わびしいと言われる吉野の地で、こうやって頑張って生きたのかと思うと…さらに切なくなった。
ぅうー思い出しても泣けてくる…
父子の愛、兄弟の愛。
泣かせにかかってくるシーンはね…あれを観て、泣かない人はいるんですか。
「上田先生、もう勘弁してください、私、前に突っ伏して泣きたいです。この演出は反則です」でした。
父(まゆぽん)のお歌と、頑張って戦う三兄弟。
お席が前方下手だったので、すぐ左でまゆぽんが歌っていらっしゃり、ちらっとまゆぽんを見た瞬間に「ぅお、ぅううぉえお(涙)」となり、即前に向き直りました。もうそれ以上、まゆぽんをみることができなかった。先ほど終始無言と書いたけど、この瞬間は声が漏れた気がする。
お話は、ただ戦をやって終わり!ではなくて。きちんと、旅立ちで終わるの。
あー時系列がこうなるんかーい!とゆう。最高の構成。
それでいて、わかりやすい。
そして旅立ちではあるものの、舞台が桜で華やかで、悲しくなりすぎない。
ラストが良かった。かっこよかった。勇ましかった。
あとは光月さんが語り部なわけだけど、眩耀の谷の有紗瞳ちゃんのお役のように、最後に正体がわかる展開も好き!(プログラムに書いてあるけど笑)
いい舞台だった…いい芝居だった…月組らしい演目だった…
たま様のさよなら公演がこんなにも素晴らしい公演でよかった(誰目線)
fffは、何度か観て大好きになったけど、これは見終わった瞬間から大好きな作品!でした。
スターさんたちについて
三兄弟が、それぞれに最高…
長男の楠木正行(珠城りょうさん)は、硬派で決断力もあって統率力があって、「らしい」し。
次男のちなつ(鳳月杏)さんは、どこか自由な感じで、暖かな家庭を持った優しいお兄ちゃん。(妻の海乃美月ちゃんも美しすぎる!ちなうみの和物が最高)。そして、ご本人は意図してないだろうけどセクスィーな次男。
末弟のれいこ(月城かなと)さんはやんちゃな戦好き。美貌な月城さん×やんちゃってめっちゃ良くないですか?!良かったです、素晴らしい。ちょっとお笑い担当なのもよかった♡
上田先生ってちゃんとコミカルな部分もあるのがスキ。コミカル担当の三男よかったなぁ。
上田先生て月城さんをただの美貌男子にしとかないのがいい。美男子なのに、さくさくちゃんの足を触ったら、ひっぱたかれてて笑いました。
れいこさんが2番手なのに末弟とは、どうなるの?って感じでしたが、
ちなつさんは妻がいるので、、出番はたま&れいことちな&うみが多くて、そこもよくできてるなぁでした。
ちなつさんと海ちゃんの愛が切なくて…愛が深い…ちなつさんが、んとに、もう、超かっこよかったです…見た目が美しい2人の美しい愛でした…(語彙力)
弁内侍のサクサク(美園さくら)ちゃんは、熱演!登場から涙を流していて、さすが美園さくら、でした。
独特なしゃべり方もなくなっていて、上田先生に相当やられたかな、と言う感じ(上から目線ごめんなさい)
お料理ができない設定が、さくさくちゃんの可愛さとリンクして可愛かった。(おドジ感♡)
し、しかし…絶対さくさくちゃんは、素顔の方が可愛いぞ…もっとかわいいはずだぞ、お化粧がなんだか…?
気になっていた「たまさく大丈夫かな」については、楠正行が硬派なので、あまり気にならず。
あとはありちゃん、結愛かれんちゃん、紫門さんがよかった!
ありちゃん(暁千星さん)は「天皇」ということで、父親の呪縛に苦悩するお役なんだけど、、、や、ありちゃん!すごい!天皇だから口数は多くないのだけど、父親に負わされた使命に苦悩する姿と、立場的に自由ではない中、最大限に人を気遣う優しい人柄がにじみ出ていて素敵。
出てくるまで時間が経ちすぎて、もう出てこないかと思ったw
立っているだけでオーラがあるというのは、素晴らしきかな。
ありちゃんが「朕は…」と言うことの違和感の無さたるや。
珠様との幼馴染設定も可愛い…天皇を憎めない、あれでは。
最後の見せ場もよかったです。
結愛かれんちゃんは、花一揆(美男子4人衆)を率いるお役だったのだけど、儚い美男子がすごい。顔は結愛かれんちゃんなのに、まじまじと見ても「え?違う人?」と思うほどに、青年(少年)。
美しかったなぁ。セリフの言い方も、声も。周りにお花が舞っていそうなほどで。花一揆衆、見ものです。蘭世さんも美です。
紫門ゆりやさん!!もう全然だれかわからなかった!ホワイト王子の紫門さんが、あんな下品な漢を演じられるとは!振り切った新紫門さん。最高によかったです。
私が観てきた紫門さんの中で一番よかった。専科異動にはびっくりしたけど、あれは専科だ!
それにしても最前列で「もしかして紫門さんですか?」と思ってオペラで見てもわからない、ってすごくないですか。凄いメイクだった。これもまた見ものです。
あとは相変わらずおだちん(風間柚乃さん)は研18でしたし、れんこん(連つかさ)ちゃんは真面目なお役が合うし、、、うー(英かおと)ちゃんのお顔小さいし。
あとは何といっても、父まゆぽんかな。かっこよかった。ジンベエの華蘭ちゃんも、相変わらずのいい味です。
月組は良い役者が多いなぁ。
武士たち、公家の娘役さんたち、退団者のお歌などなど、随所に適材適所で活躍の場を観れるのが本当に楽しかった!!
早くまた観たい。通いたい公演だ。
お着物も、めちゃくちゃ綺麗。3兄弟が色違いのお着ものだったりして。
Dream Chaser
ここまで書いて力尽きたので、3個だけ。ショーは相変わらずトランス状態なので、記憶がないけど、月組っぽい「キチンとスマイル♡」なショーで楽しかったな~♡
ちな&あり が良い
さっきまで着物を着ていた人たちが、パンツを履くと足が長かった!!というの楽しすぎる。
ちなありのスタイルの良さよ。
ちなつさんの和の美貌の後に、あの足の長さを見せつけられるのは最高だ。終始ちなつさんの足の長さを見てしまった(きもい)。通常の人間のヘソの上くらいまで脚が裂けている。内臓の構造までもが不思議になるレベル。
珠様の両サイドにちなつさんとありちゃんがいる構図が多かったのだけど…ありちゃんがまるで3番手みたいで新鮮!
ありちゃんって7・8年ほど4番手をやっている印象なんですけどw、ついに3番手っぽい立ち位置が新鮮で。驚異の早替えをしてましたが、体力が有り余っている感じが「ありちゃん」でよかったw
アダルティなちなつさんの横で着々と力をつけている感じ。
アイドルシーンにまんまとやられる。
まんまと好き。ええ。
月城・夢奈・風間・礼華・柊木・一星・瑠皇(敬称略)が、
↓これを、やるんです。
れいこさん、濡れ髪でラップ歌ってたんだけど。。(たぶん)楽しすぎない?
しかしメンバーに時代の移り変わりを感じるぅ。切ないw(れんこんちゃん入ってほしかったぁ~お怪我良くないのかしら~)
イケメン瑠皇さん。ついに、こうゆう場に出てきたのね。わくわく。でした。
やはり珠様ってかっこいい、そしてやはり思い入れが。
珠様が出ずっぱりで、倒れるんじゃないかと不安なほど、珠様ショー!
タンゴが良かった。久しぶりの、珠様と海ちゃんの並び。珠様ってガタイがいいけどしなやかで、かっこよかった。
「たまさく」シーンが少なくて、さくさくちゃんが少しかわいそうに思えてしまったけど、
デュエダンの後に(新鮮!)、昔ながらの月組メンバー(るうさん・華蘭さん・ゆりちゃん・まゆぽん)のいるピックアップメンバーで踊る場面が素敵でした。
やはり昔、月担だった身からすると、珠様が大抜擢された時から退団するまで、本当に大変だっただろうなぁと思うのですが、仲間と共に幸せそうにしていて、心が温まりました。
珠様は同世代なので、勝手ながら思い入れが強くなってしまいます。すごいなぁ、同世代でこんなに色んなものを背負って、そして退団するって。
私はソファで寝そべって終始テレビか漫画を見ているとゆうのに笑
たま様の集大成、そして幸せな姿をしかと目に焼き付けられて、幸せになりました。多くの人がこの公演を観れますように。
どうか最後まで無事に公演が走り抜けられますように。
そして、またみんなが謎のターバンを付けていたわけだけど、なんであんなにターバンを巻いても美なわけ。やはり宝塚七不思議である。
以上でした♡
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