昨日はゴルフ練習からのマジェイアへ…最高の1日となりました♡友人様に感謝。
前回はストーリーについて考えてしまいましたが、今回は全体像を把握できていたので思う存分に楽しむことが出来ました!
木村先生のお話ししていた「シザーハンズ」も見たし!新しく感じることもあり、好きな作品になりました。
アダムの孤独ってそうゆうことか!
初見の時に、いかにお話に集中できていなかったか!
だってアダム(朝美絢さん)の美貌とお歌のすごさやモプシーの肉球スタンプごっこ・穴掘りごっこが気になって仕方ない&どんなお話なんだろう♡!と思いすぎてた。セリフとか6割くらい頭に入っていなかったかもしれない…反省。
落ち着いて観たらそうゆうことか〜!が、たくさん。
アダムの孤独感は、
自分が魔法を使えることは普通のことだと思っていたけど、マジェイアの街の人たちと交わって、それが普通ではないことに初めて気が付いた
ところから来るんですね。
普通ではないことに気が付いて孤独の恐怖感に襲われる。(前回は朝美さんのお歌の上達ぶりに驚きすぎて、歌詞をほぼ聴いてなかった)
好奇のまなざしを向けられることでの孤独感などもあるのかな?
人との違いで感じる孤独感って、自分も感じる事がある気がして、おもしろい。
同時に思ったのは、人間の「絶対に仕掛けや裏がある」と思い込んでる醜さ。アダムの純真な心との対比でよくわかりました。
でもアダムは、人間の中でも比較的純粋な心を持っているジェイン(野々花ひまりさん)とニニアン(華世京さん)にだけは、会った瞬間に自ら声をかけているように思い、ほうほう、でした。
うーん、面白かった〜!
あと前回は謎に感じていた女の子たちの井戸端会議やアダムに機械(娘役)が群がるシーン!
原作にないし謎でしたが、もしやシザーハンズから来ているのかな?と思いました。(全然違うかもしれないけど)
シザーハンズは、人造人間エドワードを取り囲む女たちがすごかった。エドワードの噂をしたり、エドワードに群がったり好意を寄せたり。それなのに、ある出来事から手のひらを反してエドワードを敵扱いして責め立てる。結果的にエドワードは街から逃げるしかなくなった。というお話でした。
「群がる女」「噂好きの女」が生み出す謎のパワー…!
もしかしたら、シザーハンズのそんな世界から生まれたシーンだったのかな?と思いました。(想像するのは自由!)
そして一番素敵なシーンはやっぱり最後!!
ジェインが想像の魔法を使ってアダムに会えるところが感動的で大好き。
あとは、観る自分の気持ちのせいかもしれないけど、初日よりもアダムがのびのびとしている感じがあって、とてもよかったです。本当にただただ純粋な青年(美形すぎるけど)という感じで。あとね、なんか可愛かった…!
初日を見た時は、もっと学年が低い子がやった方が無垢さが出るかな?と思ったけど、あの雰囲気や孤独の葛藤みたいなものは、朝美絢さんだからこその世界観だったなぁ。
あ~楽しかったぁ〜!
ただただ楽しい舞台も好きだけど、色々考えを巡らせる舞台も好き。
この作品は考えも巡らせることができるし、劇中の画も可愛くて。牛さんとハチさん。かわいい。
好きな作品になりました。
はー。2回目がこんなにもまた楽しくなるなんて!
1回目の観劇は、私も「なにかある!なにかある!」とマジェイアの人たちのように懐疑的になりすぎてたかも…!と反省。
フィナーレ ーすごい流れー
お話のラストシーンにあーさが出ていたのに、次のフィナーレもあーさから始まるって…そんな流れって普通あります?!笑
だいたいエリザベートのように、2番手さんがフィナーレの最初をやって、その間に主演さんは着替えてたりすると思うんだけど。
2番手のモプシーも最後まで出ていたので他にやりようがないけど、どんだけ早替えなの~!笑
早替えというか、あーさが着替えるのをずっとみんなが拍手して待ってる状態。大変斬新でクスクスしました。
そして拍手して待っている間、幕の中であーさが走ってくる足音が聞こえた!
その足音が中央で止まって3秒くらいして幕が開くと、ピンと張りつめた空気を纏ったあーさが登場!
という流れがかっこよすぎた。
そっからのソロの黒燕尾が、かぁっっこいい~!!!体感0コンマ1秒でした。無呼吸。
さっきまでアダムの人だっけ?とゆうくらい大人なシックな空気。あ、私、宝塚観てるぅ〜!という感動。
そして、あーさの次に縣千さんと華世京さんが出てくる。華世京さん、抜擢がすごい!!!しかもかっこいい!
あの学年でピックアップされるなんて異常なプレッシャーだろうに、きちんとかっこいい!そして何喰わぬ顔でやっている姿が、またかっこいい!
縣くんも、モプシーからのオールバックイケイケ(死語)表情。あれはいかん。反則的に素敵でした。
で、朝美さんの黒燕尾。不思議なのですが…(たぶんご本人も意図してないと思うけど)、燕尾のしっぽが異常に生き生きと跳ねるのが素敵。。。
次は、縣さんを中心にした娘役さんと男役さんのペアでのシーン。
縣さん×みちるちゃんも良くって!持ち上げられての足上げ?の高さがすごい。すごいことやっているのに頑張っている感もなく。美しく踊り続けているお二人にポカーン(惚れ惚れ)でした。
あがちんも真ん中がよく似合う♡!
デュエットダンスは、ひまりちゃんがいいんだ、これがぁ〜(涙)ひまりちゃんの表情に物語がある。ジェインであることがよくわかる。
勝手に、一緒にアダムとの別れと寂しさを感じ、アダムを探し、アダムに会えた喜びを一緒に体験しました。
心はヒロイン娘役。
スターさんー朝美さんのお歌がうまくなりすぎー
朝美さんの歌唱力の上達が驚異的。
毎公演、お歌の上達が目に見える方だけど、今回のステップアップはすごい!もうステップどころか崖を登ってきている。
望海さんを感じるんだよ〜「歌えてる」ではなく「聴かせてる」の域。
もう唖然です。
そしてモプシー(縣千さん)はやっぱりとんでもない!前回書いたので控えめにするけど、全力で犬!私はあなたに夢中です!(突然の告白。)
とゆうか劇場中があなたに夢中だったよ!すごい愛のある笑いがたくさん起こってた!
宝塚史上、あんなに舞台上で吠えたジェンヌさんはいたんだろうか?
ジェインがマジックで出したハンカチを噛んで引きちぎろうとしていて、可愛すぎて吹き出した。(初日はふわふわ遊んでるだけだったじゃん~!笑)
絶対、右脚の付け根にノミがいるよね。ポリポリ搔きすぎてかわいい。
私が大物だったら、賞を差し上げたい。←
初日よりもモプシーが叩かれる回数が多かった気がするのは気のせい?笑
そして、華世京さん。完全なる3番手。
台詞も聞き取りやすいし、お歌も短いフレーズながらお上手。大型新人さん。何より「おとぼけニニアン」が可愛くって…!今後が楽しみ~!!
ハロウィンで仮装するならニニアンがやりたい。
あと皆様素敵でしたが、印象深かった方
・羽織夕夏さん:ダンスが素敵。鶏の時とか、空中で静止するのがすごい!
・日和春磨さん:1789のアルトワ伯のお衣装!カツラが揺れるのが素敵。台詞もたくさん。かわいかった。
・風雅奏さん:ピンク髪だったのだけど、リーゼントが芸術品!モヒカンなんだけどギザギザ(意味不明)で。こだわりが素敵~。星加梨杏さんの鬘もすてき。
・華純沙耶さん:可憐で可愛かったです。助手の女の子チームはみんな可愛かった。
もう挙げたらきりがない!全体的に若いメンバーがとっても頑張っていて。上級生さんたちの包容力もあり、のびのびとやっている感じが素敵でした♡
千秋楽カーテンコールーお前にどっせいー
カーテンコールのお辞儀は、各々のポーズをして捌けるスタイルなんだけど、ニニアンが可愛すぎて!
ペコッとしてから、胸元で手をギュッと合わせてニコってして捌けていったんだけど、私の心臓がギュッと捻りつぶされました。男役さんの可愛い姿というものに慣れてなくて心臓に悪い。
千風さんのご立派なご挨拶後、
「ではお待たせいたしました、アダム絢、あ、失礼いたしました。朝美絢が、皆様にご挨拶を申し上げます」
あーさ「雪組の、アダム絢!!あ、失礼いたしました、朝美絢でございます」
でした。
恐らく打ち合わせナシだけど、ちゃんと拾うスタイルが度胸があって素敵です(笑)
笑いすぎて記憶はあいまい。この先は細かい言葉は覚えておらずニュアンスだけどメモメモ。
1回目のカーテンコールでは、ご挨拶はご立派だったのだけど、
「雷雨ですね、嵐を呼ぶ男です!」とか「では次の公演は、シティーをハンターしてファイヤーをフィーバーしたいと思います」とか謎のワードが続き、後ろにいる千風さん・久城さん・りーしゃさんが怪訝な顔をしながら微笑んでいる図が暖かくて素敵でした。
そして、どっせい!!
「えー雪組は気持ちが高まると、どっせいという…この説明www…どっせいと言う風習がございます」
からの雪組ポーズでの「どっせい!」
次のカーテンコールは、
彩風咲奈さん風にこぶしを挙げて「横浜どっせい!」←またどっせいで笑う。
3回目のカーテンコールは、あーさが何を言おうかなと口を開けた時に、
千風さん「あさみじゅん!!!!」
あーさ「?!?!」
雪組みんな「今何時~?!?!」
あーさ「?!ひぇ?!うそでしょ?…お、お前にマジだよぉぉぉぉ~!!!!」(両手を広げて天を仰ぐ)←ニュースを見たら腰に手を当ててだった!
という流れ。
朝美絢さんの鉄板ネタのお前にマジ。(瀬央さんと妃海さんが、音楽学校であーさにやらせていた「今何時?」「お前にマジ」のネタ)
そして、朝美絢さん、まさかのそのサプライズに泣き始めてしまい、ブリネクで話題になった久城あすさんの「あーさの泣き顔モノマネ」のお顔になり、それをあすさんに見せつけてました。(笑)
あすさんが、その顔を見せられて戸惑っていて可愛い。
朝美さんが「この舞台は、舞台上でとても自然に存在できて、違和感なく言葉を交わせた」ということで、とっても素敵で温かなカンパニーだったんだろうなぁ、と胸が熱くなりました。
「お稽古中に緊急事態宣言となり、作品をお客様に届けられるかわからなかった」とも言っていたけど、そんな大変な状況を乗り切っての千秋楽!!!!
今日まで無事に終わって本当によかった~♡
そして「それでは、お前にどっせい、にしましょう!!」ということで、
お前にどっせ~いい!!
で終わりました。まさかの3回のどっせい…!!!お前にどっせい、とかまさか過ぎて、とても笑いました。
(3回目は各々好きなポーズで!と言われたので、私の周辺の客席は何もできずオロオロでしたw)
お前にマジの可能性の無限さ。
そして私は見た。カーテンコールの合間に、あーさの後ろでモプシーがひまりちゃんに投げキスをして、ひまりちゃんがモプシーに投げキスを返し、二人でキャッキャッしてる姿を。
はぁーーー面白くて笑い、可愛くてニヤニヤし、暖かくてジーンとしてしまう、忙しい千秋楽でした!!!
解釈は間違っていたり、挨拶も言葉とか正しくないかもしれないけど、以上です♡
取り止めのない感想を読んでいただきありがとうございました。
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