聖乃あすかさん主演の「リーフィー」青年館千秋楽を観ました〜!
事前に「ほのぼのなお話」とは聞いていたものの、本当に「ほのぼの行こうぜ」と歌うナンバーがあって驚きました(笑)
ほのぼのな中にも「言葉を大切にしよう、言葉も暴力になるんだよ」的なメッセージもあるように感じて、そこが好きでした。
展開(設定?)は、はて?と思うところもあるものの、このピュアな世界で役として生きられる聖乃さんの凄さを感じたし、七彩さんもザ・ヒロインでした。
最後の告白場面は、全毛穴から水蒸気が出るくらい赤面してしまった!
ダーンは26・7歳くらい?怖いレベルのピュアな世界で、聖乃さんだから受け入れられた気がします!
観ているだけでも赤面して突っ伏しそうだったので、自分が最強の美貌を持ったタカラジェンヌだとしても、みんなが見ている前であのお芝居は絶対にできない。。。タカラジェンヌさん、そして聖乃さん、すごい。
日常では得られない種類のときめきを、ありがとうございました。
あの瞬間の客席をサーモグラフィで見たら、真っ赤だと思う。私の席とか赤を超えて真っ白だと思う。
そして舞台がとてもフレッシュだった!若手さん中心で、良い意味でバウ公演のようなエネルギーがありました。
少し謎だったのは、事故から15年?ほど経っていそうだったけれど、切り取られた数日間で急展開だったのでは?という点(笑)
ダーンは昔から素敵で一途だっただろうに、その間、ずっとあの2人はあのドギマギのピュアピュアな関係性だったのだろうか。15年間、もどかしい〜!アンナはよく我慢して見守っていたものだ。
あとツッコミたかったのは、編集部は男しかいないんかぁーい!(笑)男役さんに役をつけなきゃいけないのかもしれないけれど、ちょっと残念だったかな。現代なのだろうし。
でも編集部はたくさんセリフのやり取りがあって、観ていてワクワクしました。
ほのぼのとして心温まる作品でほっこりです!!!
スターさん
ダーン:聖乃あすかさん(100期)
すっかり上級生な感じで、舞台全体への包容力があって素敵だった!
恥ずかしくて気絶する寸前のときめきMAX部分のお芝居の塩梅が、柚香さんの時代のスターさんだなぁと感じる。
レオがミラと握手しようとした時に、朗らかな微笑みで邪魔していたお芝居がとても好きだった!(笑)
舞姫が素晴らしかったので、またあんな深いお役の聖乃さんも見てみたいな。
ミラ:七彩はづきさん(107期)
悲劇のヒロインぶりすぎずに爽やかな感じが、お役として好感でした!
お歌もうまくて、踊りが特に素敵だった。(初舞台の時も、踊りのかわいさが印象的だった!)
別箱初ヒロインのいきなりの東上かな?落ち着いている感じで。今後の花組のスターになっていくんだろうな。
変顔をしていたのがちょっとかわいそうであった。生駒先生、コメディを変顔に頼らないで〜!
レオ:侑輝大弥さん(102期)
刈り上げがカッコよかったぁ〜!下町のにいちゃん感。
侑輝さんって、立ち姿が異常にリアル男性感があるのが魅力。歩き方からして役作りなんだろうな。
ガチ深お芝居だったので、もっと重いものを背負っている人物かと思ってしまいました(笑)
ダークさが素敵なので、夢千鳥的なお芝居も見てみたい方。
ヤン:初音夢さん(105期)
すーごい!冬霞の巴里の少年役も記憶にあって。芸達者さん。エネルギーの爆発っぷりがまさに子供!
宝塚で大人が子供をやっていることにたまに違和感を感じる瞬間があるんだけど、一切なかった。
母の三空凛花さんも暖かくて素敵だった。
ピーター:鏡星珠さん(106期)
等身大で可愛かった。声が良い!コメディのセンスがありそうに感じました。
アンナ:真澄ゆかりさん(106期)
存在は知っていたのですが、お芝居を初めてしっかり見ました、大抜擢…!(私が詳しくないだけかな)
姉御肌で、安定感のあるお芝居も素敵でした。
フィナーレも娘役センターを務めていてびっくり!かっこよさもあって好きでした。
花組は娘役さんの層が厚く感じる。まだまだこんなできる方がいるのね。。
千秋楽だったので、聖乃さんのご挨拶もあり、「お芝居を考える時間が愛おしかった」との言葉が、聖乃さんらしい穏やかな朗らかなコメントで素敵でした。
最後は「ほのぼの行こうぜ」ポーズで締め!「花組ポーズは大劇場でみんながいる時にやりたいので」との言葉も、聖乃さんらしくて好きでした。
聖乃さんに「ほのぼの行こうぜ」と言われたら心からそうゆう気持ちになります。
また大劇場公演でこの作品のメンバーがご活躍されているのを見るのが楽しみ♡
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