月組「Etenral Voice」新人公演を観劇しました!
真ん中のお二人が若かったので(研3と研2!)、本当に「新人公演」だった〜!楽しい。東京の一回限りで大変だったと思うのだけど、とても良かったです。
改めて、このお芝居難しいよな…と思いました。説明のセリフが多い!早い!
真ん中のお二人が若いのもあり全体的に本公演の印象とはだいぶ違ったけれど、それぞれが着実に個性を放って役割を果たしている様子が、月組っぽい気がしました。
スターさん
※( )内は期と本役さん。
ユリウス:雅耀さん(108/月城かなとさん)
研3さん!落ち着いていた!
登場は歌声が聞こえなくて心配になったけれど(あのお歌は始まりが難しそう)、どんどん落ち着きが出て、乃々さんをリードする感じが素敵だった。
勢いでバーン!とはいけないお役だろうし、正塚先生の描くコメディの空気感って難しいんだろうけど、しっかり形になっていてすごい!
シルエットが少し風間さんと似て感じた。
アデーラ:乃々れいあさん(109,海乃美月さん)
研2さん!
前半は緊張感が漂う不安げな様子がアデーラっぽくもあり、私にはお芝居がわかりやすかった。声を無理に娘役っぽく作り込んでいなかったのがよかったな。
(私は正塚先生の台詞のやり取りが苦手なのですが、それを感じなかったのが好きでした!笑)
お歌など「すでに出来上がっている娘役さん」ではなかったと思うけれど、目がキラキラしていて相手の言葉を受けてしっかりと自分の言葉で返されるのが、好きだったな〜!
アデーラがメアリーに叫ぶ場面とか、アデーラの進化に感動した。今後も楽しみ〜
ヴィクター:七城雅さん(105,鳳月杏さん)
かっこよかった〜!全身像が好き。雅さんが若いからか、余裕のある感じに見えて素敵だった。
笑うと可愛らしい顔になるのが、本役さんとの良いギャップでした(笑)(鳳月さんは常にかっこいいため)
改めて正塚先生のコメディの難しさを感じた(2回目)けど、たくさん笑わせていただき、すごいなぁと思ったり。
雅さんのご挨拶の間も終始ニコニコされていた。
ダシエル:一輝翔琉さん(107,風間柚乃さん)
佇まいが男役らしくて、劇団から割と推されているのも納得なんだけど、印象がちょっと薄かったかも?このお役が激ムズ&風間さんの個性と技量のみで確立されているのかもしれない。
というかお話についていくのに必死で、ダシエルをあまり見てなかった。
殻をバーンと破るようなお役で見てみたいな〜!
カイ:翔ゆり愛(109,礼華はるさん)
一瞬歌われた時の声量にびっくり!周囲も突然オペラを上げていた。もっと聴きたくなりました。
音楽学校の受験番組で、ミュージカル経験者として注目されていたはず。今後が楽しみです。
エゼキエル:きよら羽龍さん(104期,彩みちるさん)
圧倒的な存在感と迫力!新人公演の域を超えていた〜すごい。長のご挨拶も、かっこよかったなぁ。
場を持っていっていて、笑いもたくさん。彩さんのちょっとキャラクターっぽい怒りとは違って、怒り狂っていたなぁ。「ぶち殺す」の言い方とか…(笑)
すごいの一言でした。
エイデン:花妃舞音さん(106期,天紫珠李さん)
ラブリー!キュルルンな花妃さんがかっこいい女を演じているのが、大変ツボでした。声が可愛い。
ザンダーに発破をかけられた時も一目散に「はい!はい!」と消えていく姿が、マサツカコメディ感満載(マサツカワールドと相性が良さそう)。
きよらさん・七城さん・花妃さんが余裕がある感じに見えて、新公主演・ヒロイン経験者ってすごいんだなぁ、と思いました。
マクシマス:天つ風朱李さん(107期.彩海せらさん)
エッジが効いている、というのか…独特なオーラを持つ天つ風さん。お役の不思議な空気にピッタリ。
エゼキエルと向いている方向は同じのに、“クソ真面目“で“あーこちらもまた不器用そう…“って感じで、可愛く見えた。
本公演ともまた違った良いキャラクターになっていた気がしました!
ジェームス:真弘蓮さん(104期,凛城きらさん)
イケおじ〜!凛城さんや佳城さんとも違う緩さがあって好きだった。アマラの朝香ゆららさん(105期)とも素敵な並びでした。
あと、メアリー・スチュアートの咲彩いちごさん(104期,白河りりさん)と、アンナの美渦せいかさん(108,麗千里さん)は、お歌がうまくて聴き入ってしまった!
あとはあとは、
ザンダー:和真あさ乃さん(106,夢奈瑠音さん)
とっても面白かった〜!本公演とは違う場所で笑ってしまったほど。表情も豊かで、ムキー!!としたお顔が面白すぎて笑っちゃいました。私的に今回のあっぱれさんでした。
ヴィクトリア女王の静音ほたるさんも、サミュエルの月乃だい亜さんもよかったな〜
印象に残ったことはまだまだあるのですが、月組の今後が楽しみになる新人公演でした!
ご挨拶は、
言葉は詳細に覚えていないけれど、雅さんは初主演と思えない落ち着きだった。すごい。東京一回だけでもできてよかったねぇええ、という気持ち。
あと、きよらさんも雅さんも、本役や上級生などへの内輪への感謝の言葉が過剰にないのが印象的で(私が今まで見た中では)、あえてそうしているのかな?と思ったり。外向きで良かったです。
ご挨拶から難しい時期で悩みながらの新人公演だったんだろうなと感じつつ、
素敵な舞台が見れてとっても感謝でした!!♡
メモは以上です!
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