勝手に観劇ゴールデンウィーク中!メモが追いつかない。まかぷです。
月組全国ツアー「ブラック・ジャック/FULL SWING!」を観劇しました。
やはり全国ツアーは大劇場作品に比べて多くの方のご活躍が観れるので、新鮮で楽しかったです♪
ブラック・ジャック-す、少し退屈だけれど面白い-
1994年の花組の安寿ミラさん主演の再演。(未涼亜希さん主演は別のお話)
原作が白黒マンガなので、お衣装も舞台も白黒が基調でおもしろかったです。
特に背景の板が手書き(墨塗り)風の漫画の背景に似ていて、「手塚治虫マンガっぽい!」と感動しました。
ただ、舞台が白黒な上に、
舞台上にいる人数が少なく、セリフのやりとりは正塚ワールドの「間」が多くて…
ちょっとばかし集中力を切らしてしまいました。モゾモゾした。ごめんなさい。
お話はMI6が出てきたりしてミステリアスなまま進み、謎の種明かしは一瞬で終わるので
「はいはい、武器の密売に不良品を潜ませているのね。…え、サザランドが何だって?!」状態になり、恥ずかしながら少しわからなかったです。サザランドは普通に悪い人という理解であっているのかな。
そして正塚先生のお決まりの銃の撃ち合いとケガ人発生。
まさかブラック・ジャックでもこの展開になるとは…。
お決まりすぎて、た、た、大変苦手である。。。(それが好きな方も多くいると思うので、個人の好みです)
お話のメッセージとしては「死んでもいいと思って生きるな」「生きたいと願って生きろ」という感じかな。そこは理解力の低い私にもきちんと響いてきて良かったです。
あとは少ないのだけれどお歌が良かったな〜月城さんの重厚感のある歌声とマッチ。
ブラック・ジャックの月城かなとさんは緩急の迫力が素敵でした。
正当ヒーローではないけれど、言葉に重みと暖かさがあって。色々背負っていそうな男でした。
月城さんのコメディーセンスが好きなんだ〜!それこそ正塚先生作品の面白さが活かされている感じ。
ハイネックの月城さんは大変素敵でしたし、いびきをかく月城さんも貴重で可愛かったです。
1番好きだったのは、ピノコの電話を微笑みながら氷の冷たさで切ったところです(笑)
あと相変わらず声が好き。
アイリスの海乃美月さんは、あまり笑うことのないお役だったのですが、海乃さんらしく内に熱さが秘められている感じで素敵でした。
でも如月の時の柔らかな海乃さんが好きだったりする。
ケインの風間柚乃さんは、それこそ間に一つも違和感がないというか。
どんな「間」も意味がある感じがして、流石でした。
登場はキラキラしていて、カッコよくて驚きでした。ついに風間さんにドキドキする日が来た。
ブラック・ジャックの影の一輝翔琉さんは、大抜擢。107期。
ダンスが月城さんともシンクロして素敵でした。横顔(特に鼻のあたり)が原作のブラック・ジャックに似ていました。
登場のお歌は、私には少し不安定に感じて、
月城さんと一輝さんが交互に歌うのですが、最初は一輝さんの姿が隠れいて見えなかったので、月城さんがどうかされたのかと驚きました(笑)
一輝さんは初舞台でも目立っていたし、課題はあっても素敵でした!たのしみ。
抜擢中の天つ風さんと同期で今後どうなっていくかな。(天つ風さんは、ELPIDIOではギター弾きさんでした)
ピノコの美海そらさんはピッタリ!可愛い!
が、やはり原作に比べたら大きいので(当たり前)。
何だか…舞台上だとブラック・ジャック先生の趣味とは…みたいな様子になっており、少し不思議でした。
美海さんは、可愛らしい容姿でもお芝居をゆっくり観たことがなかったので、ご活躍が観れて素敵でした。
アッチョンブリケ!
出番は多くはないけれど、医者のベリンダの結愛かれんさんとヨランダの白河りりさんのやりとりはクスッとして好きでした。
舞台上に人が少ないので、じっくりゆっくり多くの方を観ることができたのは楽しかったです。
FULL SWING!ー全ツならでは!ー
2幕から舞台が色鮮やかになった〜!(笑)
月城さんの赤い口紅がセクスィー!海乃さんの笑顔が眩しいー!
全ツは鳳月さんと暁さんが抜けて渋めなメンバー(良い意味)なので、どうゆう雰囲気になるかと思ったけれど、月城さんを中心に華やかでした。
大劇場からの大きな変更点は、暁さん中心の「砂漠」の場面がなかったことかな?
多くの方が力を存分に発揮されていました♪
ゆったりテンポのショーだけれど、改めて月城さんの男役像によく合ったショーだなと思いました。大人の男の世界。
海乃さんが「アーイッ♡」と掛け声をされたのが大変意外で、可愛らしくて好きでした。
かの難しい手拍子が…私は超ノリノリにならないと叩けないので超ノリノリでやってきました、楽しい(笑)
大劇場もでしたが、海乃さんが月城さんを翻弄する図(ミッドナイトイン巴里)がツボです。落ち着いたお二人だからこそ、駆け引きを感じるとワクワクします。
印象的だったのは風間さんの2番手。2つも立場が繰り上がってご活躍がすごかった!
ミッドナイトイン巴里の悪そうな姿も似合っていたし、Night and DAYなどなどのお歌の高音が超素敵で、もっと聞いていたかったです。大変カッコよかった!
ウィンクしたりギラギラしている瞬間も多々あり、大人の階段登る〜君はまだシンデレラっさ♪
一方でジゴロのシーンは、前髪がキュルンっとなって可愛らしく。ジゴロどころかお金を巻き上げられていそうでした(笑)それはそれで可愛かったです。
鳳月さんにしか出せない独特な雰囲気って素敵だよな〜と、それぞれの魅力を感じました。
エトワールは、大劇場では笑っちゃうほどすごかったドスの効いた奇跡の歌声だったけれど、少し抑え気味だったかな?
また礼華はるさんがすごかった〜!
ショーではまだ真ん中の姿をあまり見たことがなかったのですが、お歌もうまくて大人っぽくなられて、キラキラでした。
「俺を見ろ圧」はないのに真ん中感があるというか。何だか大変魅力的でした。
あとは結愛かれんさんのご活躍が多かったです。
彼女のかっこいいダンスが好きで、ジゴロの場面など多くご活躍されていて目がハート状態でした。スナップをするだけでもカッコ良いんだ!キレがすごいのだ!
愛くるしい結愛さんを観ていると、自分もすごく可愛い生き物な気がしてくるの(すみません、そんなことないのはわかっている)。
天紫さんや夢奈さんは、安定感が抜群でした!
面白かったのは、ミッドナイトイン巴里の場面の若手さん。
男女で組んでいる場面は、若手3名(七城さん・涼宮さん・一輝さん)が外側で待っているスタイルだったのですが(たぶん)、
外側で「ただ待機」している姿が、それぞれにカッコ良かった!(どこ見とんねん)
ただ待機って難易度が高そうなのに、それぞれに雰囲気を放ちながら待っていて素敵でした。
なんだか素敵なものを拝見した。
クレイジーキャッツの場面は涼宮蘭奈さんがスタイル抜群で惹かれました!本当に猫みたい。
フィナーレは、結愛さんに夢中で冷静な感想はございませんので割愛します(笑)
全体を通しては、月城さんが安定の美貌と落ち着いたオーラを放っていることが、全体を引き上げて安定させているように感じてトップスターさん(トップコンビ)ってすごいなと思ったのでした。
残りは、高知・福岡・広島!!!どうかご安全に…
少しは各地を楽しめますように^^
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