ブリリアの座席で背中を負傷しました、まかぷです。
ミュージカル「東京ラブストーリー」。ドラマは「カーンチ!」ぐらいしか知らず、カンチは江口洋介さんだと思っていた(笑)
あまり期待していなかった(今更?!感があり)のですが、面白かったです。
基本的にトップコンビがくっつくことがわかっている宝塚の世界に慣れているので、一体誰がどうくっつくの?!というドキドキ感が新鮮でした。
また、嫉妬したり、不安になったり、喜んだり…現実的(?)な感情が多くて。普段見ている舞台(宝塚や帝劇系)は現実的な感情はないので、そこも新鮮でした。
宝塚は目と目が合って歌い出したら恋が実るので(語弊しかない)、くっつくまでの展開をゆっくり観るのも新鮮でした。
この五角関係の展開は、ドラマが面白かったのが想像がつきました。
キャスト 女性陣が特に印象的!
私が観たのは海キャスト。ミュージカル界では若手組の方でした。
【空/海】敬称略
永尾完治:柿澤勇人/濱田龍臣
赤名リカ:笹本玲奈/唯月ふうか
三上健一:廣瀬友祐/増子敦貴(GENIC)
関口さとみ:夢咲ねね/熊谷彩春
【共通】
長崎尚子:綺咲愛里
和賀夏樹:高島礼子
永尾完治:濱田龍臣さん
初ミュージカルらしく、失礼ながら音程も歌唱力も全くだったけれど(すみません)、お役的に全く気にならなかったです。
なよっとしているけれど、優柔不断には見えなくて、素敵な人物でした。優しすぎる感じ。
龍馬伝で福山雅治さんの子役だっただけに、たまに福山雅治さんに見えてしまいました(笑)
赤名リカ:唯月ふうかさん
とてもよかった!
リカが明るすぎる性格が天性の性格なんだろうな、と思いました。その明るさと対照的なラストの展開が切なくて…うるっ。
特に最後にカンチに抱きついたところ…
唯月さんを拝見するのは「ミリオネア」から2回目なのですが、全然違うキャラで、お歌もうまくて、声が可愛くて。
全部地声で歌っているのかな?(素人なのでわからない)
熊谷さんがコゼットなのであれば、エポニーヌのような力強さを感じました。今後も観たくなってしまう魅力でした。
三上健一:増子敦貴(GENIC)さん
時代遅れなことにGENICを存じ上げなかったのですが、かっこよくて、歌もうまくてびっくりしました。ダンスもできるのだよね?だとしたら見てみたかったな〜!
顔があまり動かない(というか遠方からだと見えない)のだけれど、それが三上っぽくもありました。
関口さとみ:熊谷彩春さん
お歌が心地よかった〜!
温かみのある人物像で、観ている側としてはリカサイドについてしまいそうになるのですが、「リカでしょ!」とは言いきれない魅力的な女性でした。カンチの選択に同意でした。
唯月さんと熊谷さんのナンバーは聞き応えがあって、このお二人が舞台を引っ張っていて素敵でした。
長崎尚子:綺咲愛里さん
お肌がちゅるちゅる。
研修医姿とウェディングドレス姿が観れるなんて!お綺麗でした。
綺咲さんは退団されてからもお歌が進化していて。宝塚では絶対に見れなかった大人っぽいお役でした。
和賀夏樹:高島礼子さん
高島さんのお歌は正解なんだろうか…スナックでモテそう(デュエットしてそう)な感じとでも言おうか…。邪魔しない感じ。抑揚が半端ない世界を見慣れている私としては、ちょっと平坦に感じてしまいました。
ドラマでは男性だったようで、良い感じの変更に思えました。
ブリリアの座席が痛すぎた
3階席に初めて座りましたが…背中が痛すぎる…
東海道新幹線のリクライニングゼロの時くらい直角。
これを作った人は人間の背骨がS字型なことを知っているのだろうか…ただの丸椅子を置かれている方がよっぽど座りやすい(笑)
作った方は3時間座る体験をしたことがないのだろうなぁ。
視界だけでなく背中も痛いのは悲しすぎる…どんなに観たい公演でも3階は無理かもしれない…教訓になりました。
都内に素敵な劇場がもっとあったらいいのにな〜なんて思ったのでした。(Actシアターが好きだったよー!笑)
そんな環境で見たのにウルッときてしまうほど感情が動いて、楽しい舞台でした!♡
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