祝・千秋楽!(遅)
千秋楽の少し前に観劇しました!「HiGH&LOW THE 戦国」初LDH。
宙組でハイローを観た時は「タカラジェンヌ×殴り合いの世界が、あまり得意(好み)ではないかも…」と感じたけれど(楽しんだけれど!)、
今回は宝塚ではないし、素手じゃなく「刀」だし(笑)、力強さとスピードが半端なくて、エンターテイメントとしてとても面白かったです。
観る前は、らんぺーじってなんですか状態だったけれど(ごめんなさい、非常識人です)、素敵だったし、
専科のお二人が、ほんとーーうに頑張っていらっしゃって感動。かっこいい。(頑張ってるって言葉は偉そうだけれど、新しい世界に全身全霊で挑戦している様子が素敵だった)
直前に「キングダム」を読んでいたので、RIKUさんは桓騎将軍、水美さんは昌平君みたいで大変楽しかった。(一部の人にしか伝わらないだろうけれど笑)
以下、感想メモ。
THEATER MILANO-Za 柵が低くて、怖くて見やすい
歌舞伎町が久しぶりだし「Zaってなんだよぉ涙」と怯えつつ、いざついたら、劇場は思ったよりこじんまりとしていて舞台が近い!
だがしかしA席バルコニーは柵が低くて怖かった。。
座席が高いので、座ったら足はほぼつかないし(足置きは置いてくれる)、柵は膝の高さしかないし、肘置きも短くてまさに「肘」置きで、うっかり気絶したら1階に落ちそうでした(笑)
(スケスケの図)
見え方は、柵が低いだけあり舞台も見やすいし、客席降りも隙間から見えて、見切れるのは舞台後方端っこだけ。高ささえ克服できれば、バルコニー席も良いお席でした(私は克服できなかった笑)!
全体-なるほどハイロー!&初LDH-
ハイローのお話は、基本的にグループ同士で争っているところに共通の真の敵が現れて、グループを超えて一致団結するぜ!な流れになるんだな?!
宙組ハイローと同じで「なるほど、これがハイローか」でした。合ってるかわからないけど(笑)
龍の力が発動されるとかとか細部まで理解できなかったかもしれないけれど、大筋が分かりやすかったです。
というのと、劇中では「男同士が許されない時代」やら「この時代は刀でしか変えられない」やら、そんなワードが出てきて、メッセージ性も感じられて面白かったです。
(それにしても戦国時代は、「男色」は割とメジャーなんじゃないのか…?詳しくないけど…)
湧水(水美さん)の相手役の弦流(藤原さん)が死んでしまう時などは、泣いている方もたくさんいて、涙あり笑いありの舞台でした。
私は、弦流が死ぬ前の水美さんのバックハグが、不意打ちな上にカッコ良すぎて、耳打ち(?)にも驚きすぎて、ドキドキしちゃったままで泣きませんでした(笑)なんて言ったの、何が起きたの!!!
ちなみに、あの瞬間は、お二人の構図がベルばらのアンドレ&オスカルとほぼ同じで、
水美さんはお役上はガッツリ男性だけど、特別出演の状況がオスカルだし、お役はアンドレサイド(男性的)だし、脳内が混乱しました。。とても混乱している間に水美さんがすごいスピードで上の段に登場してイリュージョンだった。
で、LDHさん。
事前に詳しいお友達から「RAMPAGEは1番治安が悪い!」との解説を受けていたし、ちょっと怖いお兄さんたちだと思っていたのですが、
玄武のRIKUさんがイケメンな上に歌がうまい・歌声が綺麗、
弦流の藤原樹さんが異常に透明で綺麗でしなやかで驚きました。
「治安が悪い」の受け取り方を間違えていた模様。
また劔の片寄さんも、スタイル抜群で、カーテンコールではとても暖かくて大きな座長に見えた!
みなさま優しそうで素敵でした。
あとは、劇中にマイクで歌い出すことに驚きつつ、
宝塚にはないエンターテイメントが新鮮で、LDHの方々の魅せ方やマイクでのパフォーマンスの魅力に「やっぱり歌手なんだなぁ」と感激したし、
対して、宝塚のお二人は滑舌が飛び抜けて良くて「舞台出身者」を感じたし、、、
それぞれの強みや魅力が舞台上で交錯していて楽しかったです。
あとはあとは、KADOKAWA DREAMSの方々に目が釘付けでした。トートダンサーみたいな人間ではない「何か」。
日替わりキャストのメンバーがわからないのですが、特に颯希さん(多分)という方に釘付けでした。女性陣もかっこいい〜!
刀で戦っていた最中、素手の押し合いが始まって何かと思ったらダンスバトルになったのも、面白かったです。レベルの高いダンスを生で拝見できる楽しさ。
専科のお二人
お二人とも、本っっ当にカッコよかった…。いまだにちょっとドキドキしています。元から好きなお二人だけど好き度合いが増し増し。
舞台の姿がかっこいいのはもちろんだけれど、違う世界で勝負している勇姿というか…。
明らかに今までに観ていたお二人とは違ったし、宝塚に甘えずにというか、今までの技術で勝負しないで、ガッツリ違う世界にぶち当たった上でこの舞台に立ってるんだろうなーという、その様子がカッコよかったです。
あそこまで変わるって、お稽古も大変だったんじゃないかな。
本物の男性たちを前に、女性であることをあそこまで封印して男性としてお芝居するって、ものすごいことじゃないですか?!やーーー、すごいや。。。。。
(対するLDHの方々の迎え方も素敵だったなぁ。変にお客様扱いしないで仲間感を出していらっしゃったところなど。)
湧水:水美舞斗さん
いつも以上に男らしい水美さん!
「戦じゃぁ!!」(セリフは違うと思う笑)の雄叫び、カッコよーー!
声が大きい!悩ましげな湧水とのギャップ!麗しさはありつつ、大変男らしかった。(やっぱり綺麗でも男なんや!感。)
そして5秒に1回、鼻の高さと鼻筋の美しさに驚いた。
と、思ったらカーテンコールが可愛すぎて。
片寄さんから「この劇場は照明が多い、と水美さんが話してました」と振られた水美さん。
ニッコニコのエヘエヘ状態で全身でサス照明を説明していた…(片寄さんを見上げるお顔が子犬のよう…)
舞台から去る時も、RIKUさんと「せーの」ってマントを翻してニッコニコで去っていかれた。
カッコ良い姿と可愛い姿の幅が罪。
吏希丸:瀬央ゆりあさん
水美さんとは対照的に、スーパーナチュラル。
力まずに男性に見えていたのが、かなりすごいことなのではないかと…。
そしてキャラクターで忘れがちだけれど、瀬央さんの美貌はえぐい!!メイクもナチュラルだったけど、元からの美貌を見せつけられた。
「ベラベラ喋りやがって(ズサッ)」とか、口の悪い台詞を話す姿が新鮮!かっこいい!(笑)
そして穏やかなお役なのに、殺陣が速くて、ヒューー瀬央さんがかっこよすぎて無理〜!(白目)でした。
と思ったら、カーテンコールでいじられていて、ニカニカのスマイルがいつもの瀬央さんであられた。
お二人のカーテンコールのギャップ。タカラジェンヌって、なんでこんなに尊い生き物様なんだろうか…
ということで、このお二人。元から好きですが、お外の世界での新たな姿を見て、今までとは違う次元の「好き」になってしまいました。
この専科異動ってどうなんだろうと思っていたけれど、すごく良いご活躍で、専科に行ったからこそ強みや魅力が増している!とも思いました。この機会をものにしているお二人の凄さよ…
このお二人がまた宝塚に戻ったら、すごいことになっているのでは?!と思うのでした。
早く大劇場の舞台に立つお二人が観たい!!!!!!
以上でした。
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