【観劇感想】宙組「HiGH&LOW/Capricciosa!!」—ときめきの宝庫ー

観劇の感想
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ハイカプー!まかぷーです。

♪カプリチョーッザ自由にッ♪カプリチョーッザ気まま〜に♪

楽しかった〜!!ショーに飢えていたところに(笑)、藤井先生の王道ショーを浴びるのは楽しすぎました

ハイローは、正直に申し上げると綺麗な女性たちが暴言を吐いて殴り合う世界個人的には好みではなかったけれど、エンターテイメント性が高くて見応えがあって楽しかったです!なんかんだ楽しいです。

朝月さんのミュサロの中止で世界が灰色になってましたが、宙組を思い出して幸せになろう。

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HiGH&LOW ー舞台に大勢いるのが楽しいー

予習しないまま臨んだけれど、わかりやすかった!

本家LDHのHiGH&LOWの前日譚とのことで、コブラが無口になってしまった理由のお話でした。

カナの「君(コブラ)は黙っている方が素敵だよ」から来ているんだな。ふむふむ。 

冒頭の5グループが大階段から登場して、ドバーっと銀橋に出てくるところは、最高に心拍数が上がって楽しかったです!

見慣れないダンスをされているジェンヌさんが、またカッコ良い

普段ならばグループがあるとメンバーはだいたい番手スターさんで構成されるけれど、グループが多いのでメンバーが多岐に渡るし、それぞれ個性たっぷりなので、ゆっくり色んなスターさんを見ることができて楽しかったです。娘役さんもたくさん!
 

難点としては、お話はわかりやすかったものの「縄張り争い」にあまり共感できず…

野口先生が、「宝塚ファンは『なんのために喧嘩をするか』がないとついてこない」という趣旨のお話をされていたけれど、まさにそれかも…でした。

だから苦邪組(クジャク)という宝塚オリジナルの共通の敵・明らかな悪者が出てくるのが野口先生の工夫なのかな。うまいなぁと思いました。(原作はもっと悪い奴がいる、とも聞きましたが)

苦邪組は、宝塚の雰囲気が強くて好きでした。留依蒔世さんがうまい!!!メンバーも芸達者…!

そしてそんな縄張り争いをしている中で、コブラは「意味のない喧嘩はしない」と言っているのが、大人で素敵に感じました

後から考えると、達磨一家と鬼邪高校は舞台のストーリーにはほぼ無関係だったので、原作を知ってから観る方が何倍も楽しめたんだろうなぁ〜
 

また冒頭に書いた通り、舞台は殴り合いが多くて(立ち回りが800手あるらしい!)、言葉遣いが宝塚には新鮮で(笑)

清く正しく美しい方々のそんな姿を見るのは少し悲しかったです(夢見がちなファン)。

でも大勢が舞台にいて、色々な出来事が起こって、様々な表情が観れるのは宝塚ファンとして楽しかったです♡原作ファンの方曰く「お話ではなくカッコ良い推しの姿を楽しむもの」とのことだったので、良しとしよう。


ロマンスはというと、最初はどうしても真風さんの本来の姿である「大人ダンディー」のフィルターがかかってしまっていたのですが、途中から青年に見えてきて(真風さんすごい)!!

そこら辺からコブラとカナの恋にキュンでした…♡

真風さんが男性っぽいのが素敵すぎるのよ。かっこいい…前髪…背中…。所作。自然体でも男性っぽくて素敵だぁぁぁあ。

真風さんが「マジか」を言い慣れていない感じが、コブラでなく「真風さんにキュン」でした。

最後のカナの「出ちゃった(幽霊)」はズコーッでしたが、潤花さんだからOK!だったし、悲しい気持ちがなくなって良かったです。

潤花さんも素に感じるほど潤花さんに合っていて。ただ逆に明るいところが切なくてグッときました。

強いコブラとキャッキャとしたカナの図がお二人にぴったりでした。真風さんが潤さんに「キミ」と呼ばれている図は、新鮮でした。

世界観はあまり好みではなかったものの目が足りない事態で、何度も観たくなる作品でした

 

どうでもいいけれど、理容室のエアドアがツボなんだー!

何もないのにみんなが「チリンチリーン」という効果音だけで出入りする図が、大変好きでした♡

好きなところ雑メモ

・White Rascalsの“WHITEOUT”の「フッ」の連続がカッコ良かった。(LDHの曲なのね)

・桜木さんのスモーキーが素敵!元気印な桜木さんが病気がち(?)なお役を演っているのが、良かった。スモーキーチームのダンスナンバーがカッコ良い!パルクールも少し観たかった(無茶)!

・瑠風さんの日向と鷹翔さんの村山は、ご本人のキャラに対して意外すぎるお役で新鮮!お二人とも体格が活かされていて素敵でした。鷹翔さんはたまにセリフが聞き取れなかったかも…(自分の耳、がんばれ!)!

・自分の席が「風色さんSS席(勘違い席)」で、勝手に釣られた気になって安易に惚れましたほんわりイメージの風色さんがニヤッとするのが良き

・天彩峰里さん率いる苺美瑠狂と春乃さくらさん率いるナタデココが対照的で素敵でした。お二人とも綺麗!ナテデココに男性陣が手を上げられない時に、苺美瑠狂が出てきた時はかっこよさに惚れました♡

・天彩さんのじゅんこさんは、言葉遣いは汚いものの純粋で真っ直ぐな様子が可愛らしくてさすが天彩さんでした。ダンスナンバーも素敵。映画「今日から俺は」の京子さんを思い出しました。

・水音志保さんと山吹ひばりさんは暴言を吐かないチームで少し安心。(Fly with Meでは、山吹ひばりさんの苺美瑠狂が意外にも似合っていたので少し見たかった…(笑)

メイナンツーの泉堂成さんが気になって仕方がなかったです。意外と機敏にかっこよく戦っているという。。ホテルスヴィッツラから気になって仕方ないのですが、さらに気になる存在に…


書き切れないけれど、どの方も意外な一面を観ることができて楽しかったな♡♡
 

カプリチョーザ ーギラギラッー

♪カープリッチョッザァ〜!カップリチョッザ〜!イェイッ♪

最高に楽しかった…

テーマ曲が楽しいから、さらに100倍は楽しく感じました。(音楽は青木朝子先生だ!)
スカパラみたいな音楽が良い。

ありがたきことにサイドの前方で見させて頂いたのですが、あまりにもギラギラな世界に釣られる金魚みたいな気持ちでした。明らかに少し前の方とスターさんが見つめあっている瞬間とか、見ているこちらまでドキドキしちゃう。おこぼれ…

冒頭が特に好き!暗闇で大勢が銀橋に出てきているシルエットだけが見えて…ざわざわ。どきどき。

チョンパで爆発的に始まるのかと思いきや、「カプリチョザ〜」と爽やかに始まるところが最高に楽しかったです。

そして男役さんだけが銀橋に残って「ダーダッ♪ダダディア〜」みたいな場面…カッコよき!!!!

留依さんが前方席を釣りまくっているのを心の中でキャーキャー言って見ていたのですが、その隣にいる瑠風さんもとんでもない輝きを放って微笑んでいて最高でした。

目をギネス級の速さで動かしていた自信がある…

赤いスーツ。やっぱり好きだなぁ♡

全体を通しても、各場面でストーリーを想像できるような世界観が繰り広げられていて楽しかったです。イッタァ〜リアー!

スターさん

真風涼帆さん

やーっぱり、かっこいい!

「立ってるだけで男役としてカッコいい」の真骨頂

個人的にはヴェネチアのシーンがお気に入り。真風さんの髪型が素敵(カツラとはわからなかった)だし、私は真風さんの後頭部が美しくて大好きなのだ。あと腰回りのストレートな感じ。

真風さんは、私の中では「ショースターさん」なので、真風さんの大劇場でのショーは最後かと思うと寂しくなりました。

素敵だったぁ。。

潤花さん

一貫して「潤花さん」ではあるのですが、場面ごとにクルクルと変わる表情が魅力的でした。

フィレンツェのラテン調の場面が太陽のようで素敵な一方で、三角関係のシーンは、物語を想像してしまう表情で素敵でした。
 

 

芹香斗亜さん

うーん…

特定のスターさんに目を向けないように感じて、観ていて悲しかったです。

少なくとも私にはそうにしか見えず…友人も5.6人が同じことを言う…

ファンには想像もできないことが色々あるだろうし「組む相手とは常に好きあっていてほしい!」とは思っていないものの、観ていて悲しい気持ちになるのは宝塚としてどうなのだろう。 

どうしたのだろう。

かっこよくてなんでもできる方で、もちろんこの日もかっこよかったけれど…そこが気になってしまって…感想がうまく言えない…書いては消し,書いては消し…

うーむ。

 

桜木みなとさ

オーラが格段と明るくなった気がする…!

1人でも多くお客さんを釣ってやろうという気合がすごかった!最近そうゆうガッツを放ったスターさんが少ない気がして、ギラギラの様子に感動&ときめきました。

向き合う相手が、会場全体と言うよりも『特定の1人×1000』な感じで(伝わってください)。

一人一人としっかり向き合っているスターさんって素敵だなぁ〜♡


瑠風輝さん

前からカッコ良いのだと思うけれど、私的に瑠風さんに革命が起きていると感じました。格段に色気や自信が感じられて素敵でした。まさに「化けている」過程のような。

和希さんが組み替えされて、歌の場面やご活躍の場面が増えたかな?

声も魅力的で、宙組さんらしいスターさん。

今後の進化も楽しみです♡
 

天彩峰里さん

かっこいい〜!

強くてカッコいいお役の場面が多かった!踊りも歌も素敵だけれど、天彩さんは随所でまず役者さんを感じるのだ〜かっこよかったです。可愛さもあり。

ミ・アモーレ(よね?)が大変素敵でした。

 

留依蒔世さん

もう振り付けとゆうより「今踊りたくて、そう動いてます」と感じほど楽しそうで…(伝わって)。

留依さんが楽しそうなので、観ているだけで元気をもらえます

バーン!と堂々とした様子が、自分にはない要素なので憧れてしまう。

やめてしまうのが惜しいけれど、メモリアル番組を観たら次の活躍を見据えているのかな、と感じました。(「いち役者として通じるのかが知りたった」などの言葉より)

これからもご活躍が見れると信じています!

 

 

そしてこれまた気になるのが泉堂成さん。ダルマが美しいのなんの。ついついずーっと眺めてしまいました。

水音志保さんも、相変わらずどこを切り取っても絵になる様子が素敵でした。

書ききれないのですが、あと100倍はときめきがありました。

とにかく楽しすぎるショーでした♡

思い出していたら、ミュサロ中止の落ち込みが少し回復しました。宝塚、ありがとう。※と思ったら追加開催!劇団の本気度…よかったぁ……

 

CD買わなきゃ!(買えたので明日からカプリ通勤です)

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