副反応からようやく解放されたMACAPUです。
少し日が経ってしまいましたが、梅田の花組全ツ「哀しみのコルドバ/Cool Beast」&雪組大劇場「CITY HUNTER/Fire Fever!」!
「孤高のオタク」とゆう役作りのもと、行ってきました!!!
今回は花組さんをカキカキ!

んもぉーーあのギターの音色とれいちゃんのシルエットが脳裏に焼き付いています。
そしてれいちゃんとまどかちゃんの新コンビがとても好み。「れい華」も可愛かったけどまた違うコンビになりそうで、わくわくです。
コルドバ
お話 「The柴田先生」
※ネタバレが嫌な方は飛ばしてください。緑字以降が超ネタバレです。
ざっくりと、かつての恋人のエリオとエヴァが再会してしまい、さぁどうなる!とゆうお話。
柴田先生作品を見るたびに、先生は一体どんな恋愛をされてきたのか、気になってしまいます(笑)
柴田先生の「出会ってはいけない男女」「男と女はいつ恋が始まるかわからない」な世界。
あらすじと過去の配役はwikipediaで。
主な配役
エリオ(柚香光さん):大スター闘牛士。もうすぐアンフェリータと結婚。
アンフェリータ(音くり寿さん):エリオの恩師の娘。
エヴァ(星風まどかさん):未亡人。ロメロの愛人。
ロメロ(永久輝せあさん):実業家。エヴァのパトロン。
初めてちゃんと観たので、不義×不義+不義(?)な展開にびっくり!
婚約者がいるエリオ×未亡人で恋人がいるエヴァ…さらにその二人も実は…ということで。
全体的に、男役中心の男役がカッコいいお話でした。
冒頭のかの有名なギターの音色と、れいちゃんの「‥‥オーレ(囁き)」がキマっていて、かぁっこよすぎました。
後半は、エリオが衝撃の事実(実は腹違いの兄妹)をエヴァに言えず苦悩する姿や、エリオの死への決意の表情がかっこよかった!
僭越ながら女目線の感想を述べると、エヴァがかわいそう… え、ちがう?(笑)
エリオに「決闘は終わった。大丈夫だ。2人で青空のもとウフフ&アハハしよう」と言われ、そして死なれるって、つら!!
この後、エヴァにどうやって生きろとゆうのだ~!
ロメロの元にも帰れないし…嘘でもいいから「もう嫌いだ」ぐらい言って死んでくれれば失恋で済んだものを…。エヴァは、エリオがなぜ死んだのか知らぬままなのでしょうか。辛い。
まあ、お金があるからいいのかな。と・・・アレコレ考えてしまいました。エヴァ!生きろ!そなたは美しい。
エヴァのその後はさておき、エリオが真実を隠して語り掛けるシーンは儚げな青年感が素敵でした。
閉幕は、倒れたれいちゃんと泣き崩れるまどかちゃんの図が素晴らしく「悲劇の舞台!」な体験で楽しかったです。だから哀しみなのか。
二人とは対照的に、音くり寿さんの天真爛漫なアンフェリータには幸せな未来が待っていそうで救われました。
柴田先生の世界観を堪能しました。
スターさん
柚香光さん
儚いな~!!!ガラスの青年。どうやってこんなに儚い青年を創れるのだろう。演技が自然体だからかなぁ。演技が自然すぎて一瞬違う世界に飛んでいくかと思った(笑)
また新たな引き出しを見せてもらった感です。節々に真飛聖さんの風を少し感じました。
事実を知らされた後など、れいちゃんは人間の深い部分を演じると魅力がさらに増す。なによりマタドールの姿が決まりすぎてて、リアルに14頭身でした。
ラストの反り返りが、牛に突き上げられたスローモーションが想像できるくらいの黄金の角度。(なんだそれ)
あとさ、冒頭の「‥‥オーレ」です。
「オーレ」の前からマイクがオンになっており、マイクが息を吸い込む音も拾っていてグッジョブ。
「スゥッ(神聖な静けさ)‥‥‥‥‥オーレ(囁き)」
心臓が止まりそうでした。気持ち悪い感想w
星風まどかちゃん
私が観たまどかちゃん史上一番の大人の女で、脳内のおじさんが「イイネイイネイイネェ~!!」と叫んだ。
エリオの元に来てしまった事を恥じるシーンが、とっても素敵でした。困り眉なのに目が熱い。
途中の、エリオとエヴァのダンスシーンも息が止まるぐらい素敵空間でした。
永久輝せあさん
キラキラなのに渋い姿が似合う~!コルドバは2回目の出演なんですね。
お髭の姿を見て、アンナカレーニナのカレーニンとか観たくなったなぁ。出番は少ないのに存在感があるのがさすがひとこちゃん。
このメンバーでアンナカレーニナもやっていただきたい♡
聖乃あすかさんは、可愛い白クマのような子というイメージが強いのだけど、すっかり青年。もっと幅広いお役を見てみたい。
何気に一番難しいのでは?と思ったのは優波慧さんのフェリーペ!後ろに3秒くらい後ろに出てきてはセリフもなく消える、という(笑)アンフェリータが好きだったのですね~
あとは闘牛士のメンバーが可愛かったですが、高峰潤さんが特に目を引きました。
個人的に好きだったのは、エリオとエヴァの母対決!笑
高翔さんと鞠花さんのやり取りが絶妙で、会場も耐えかねて笑うという空気が楽しかったです。
鞠花さんは話し方や仕草ひとつで、その人の生まれや為人を想像させてくれてすごいなぁ。
別箱は、一人一人の魅力がよりわかるから楽しいよぉおお!
クールビースト
短めにさっくり。
大劇場版の2番手の瀬戸さんのお役を永久輝せあさん、3番手の水美舞斗さんのお役を聖乃あすかさんがされていました~。
あきらさんとひとこちゃんも、華ちゃんとまどかちゃんも、持ち味が全然違うから、ガラリと変わって、また楽しかった~!
れいちゃん×まどかちゃん 自立コンビ
このコンビめっちゃ好きです。確信。
このね、それぞれ1人でも場面を完全に持っていけますという自立した感が素敵~!!(華ちゃんが自立していなかったわけではないです。「れい華」も好きよ)
れいちゃんも自分の世界に集中して楽しんでいる気がしたし、まどかちゃんはまどかちゃんで一人で真ん中をやっていても完全に成立するのが魅力的。
れいちゃんが華ちゃんを包んでいるのも好きだったのだけど、まどかちゃんには委ねている感じがまた良くて。
まどかちゃんも、宙組の時は大先輩の真風さんに迷惑をかけてはならない!と遠慮がちに見えたけど、いい意味で肩の力が抜けたように感じました。
れいちゃんがビーストでギャオギャオしている横で、お顔からプリチーなまどかちゃん。ビーストとプリチーガール(言葉昭和)の組み合わせが良き♡
まどかちゃんはお歌もダンスも魅力的で、頭身バランスがプリチーだなぁ~。
頭身バランス奇跡コンビ。今後も楽しみ!
ひとこちゃん 華がある~
あきらさんは男前だったのに対して、ひとこちゃんは少し中性的な柔らかな雰囲気があって華がある!
いつか真ん中に立つ人だと思っているけど、改めて真ん中のシーンを多く拝見して、真ん中の似合う人だなぁと感心。ぱっと全体が明るくなるから不思議〜!
(主観ですが)
れいちゃんの女役
良かったのが、れいちゃんが女役のシーン!!(相変わらず好きw)
ひとこちゃんになったので、雰囲気や連想できる物語がまた全然違って、楽しいいぃい!
漫画みたいな美の2人の世界が妖しくて良かったです。このシーンのスピンオフ公演をやってください。お願いします。あの数分では足りないのです~!!
あのシーンのれいちゃんは、息遣いから何から前後の場面と違いすぎて天才か?天才なのか?
一挙一動、表情の移り変わり、息遣い、全てが妖艶。
ひとこちゃんの眉間の皺も相まって、最&高なシーンでございました。
れいちゃんとひとこちゃんの組み合わせもいいですな~・・・今後また観れることを期待。
総じてれいちゃん×まどかちゃん×ひとこちゃんのバランスの良さと華やかさ!素晴らしかったです。
ここに銀ちゃんメンバーが帰ってくるのだから、スゴツヨだな~。
次の新生花組も楽しみ♡
おまけ 梅芸徒歩5分の「きすけ」
うどんで有名な「きすけ」さん。相変わらずおいしかった~おすすめです!

コメント