まかぷです。雪組の千秋楽に行ってまいりました!(感謝…)
綾凰華さんのご退団。大切な、1日になりました。
そして千秋楽の翌日に朝月希和さんの退団発表が。
彩風さんがご挨拶でおっしゃっていた通り「毎日が特別な日なんだな」と実感。。。そしてあのご挨拶は、いろんな気持ちを込めたご挨拶だったのだな、とジーンとしています。
そんなこんなで、とっても素敵だった千秋楽の思い出を、メモメモ。
普通の感想はこちらです。(「朝月さんの王道宝塚作品を大劇場で」の願いは叶わないんだなぁ…)
夢介千両みやげー悪七とお滝ー
悪七が改心をする場面。
夢介(彩風さん)が悪七(綾さん)に向かって「立ちなせぇ〜(略)〜、あんたが真人間にさえなってくれりゃー、それがオラの道楽修行だ」と言うと、悪七の目にみるみると涙が…
悪七が涙を流しながら「夢介さん、この御恩は、一生忘れねぇ」と言っている姿に、涙腺崩壊でした。
土下座をする時に、ポタポタと涙が舞台に落ちるのだもの。
お芝居中なので「綾凰華さん」の感情ではないかもしれないけれど、宝塚ファンとしては日頃から綾さんが彩風さんへの感謝やご縁を話される姿を見ているので…彩風さんの言葉に涙する綾さんは胸にくるものがありました。
綾さんの最後の男役の熱い熱い芝居に、胸が打たれました。思い出しただけでも涙が出そう。
そこから感情が完全に「退団モード」で寂しい気持ちだったものの、最後の三本締めでとっても明るい気持ちに♡
「夢介」は平和で良いお話だな〜と思ったら!!
桜が舞って幕が降りる時にお滝(希良々うみさん)が悪七の腕の中でうわんうわんと泣いている…
お滝が今にも崩れ落ちそうで、
こちらも号泣でした。
綾さんも泣いてるかなぁと思ったら、幸せそうな笑顔で(泣いていたかもしれないけれど)崩れそうなお滝をガシッと抱いて客席を愛おしそうに見上げていて。
かぁっっこよかったああああ。
輝いていた…また思い出すだけで涙が出てくる。
綾さんは比較的穏やかなタイプの男役さんだけど、やぁっぱりどんなタイプであれ男役さんって力強くてかっこいいなぁ。。。
あの光景は、絵画のようでした。男役の綾凰華さん、カッコよかったです。
Sensational!ー綾縣がぁ〜ー
プロローグの銀橋。
縣さんから綾さんへの歌い継ぎ、いつもは背中合わせの入れ替わりなのにガッツリとハグ!うわーん。
「いつもシンメの綾縣」の絆に、勝手にグッときました。
と同時に、
綾さんの退団番組での「あがちんと新公の中でハグをしたら、あがちんのハグが強くて体が浮いた」とのお話が頭をよぎり、クスクスしました(笑)この時も縣さんはかなり綾さんを力強く抱きしめていた(笑)私の角度せいでもあるけれど。
そして綾さんからの諏訪さんへの歌い継ぎ。
ここもいつも背中合わせなのに、諏訪さんが綾さんの肩に手を回して突然セクシーなお顔に!
何かと思ったら、綾さんへのほっぺチューでした♡
はー千秋楽って感じ。。。。。
(関係ないけど諏訪さんって、本当にお歌がうまい)
中詰後の綾さんのソロ。
綾さんが、いつもは立って歌う最後のフレーズ「忘れはしない」で、突然しゃがまれて!
銀橋に手を触れていました。
ほんの1秒程度でしたが、銀橋からパワーを受け取っているような、気持ちを捧げているような。
その姿が美しかったのと、綾さんがこんなに大胆なことをされるのがカッコよかったです。
黒燕尾のソロ。
本舞台の娘役さんたちがいつもよりも多く銀橋の綾さんを見つめていて、泣けました。
また綾さんも娘役さんを見渡すような瞬間があったように思いました。
そしてはけ際に、綾さんが会場全体に(ファンの方へ?)投げキスをしてくれました。素敵。かっこ良い。
パレードの「綾縣」
降りる前に大階段の上で、お二人が笑顔で向き合って距離を縮めていくのがうっすらと見えました。
(今回、階段降りがいつもの2人のままでよかった…)
そして最高の笑顔で降りてきた。
大劇場は縣さんがかなり泣いていたと耳にしたのですが、「絶対に明るく送り出す」と言う気合いを感じました。
からの、おじぎ後に肩同士を元気にゴッツン!
打ち合わせしたんだろうなぁ。明るいお二人の並びに目頭が熱くなりました。
歌詞の「我らが築く黄金のとき」の言葉が、これからは思い出になってしまうのが寂しかったです。絶対忘れない。
宝塚ファンとして勝手に「綾縣」と盛り上がってしまいますが、お二人にしかわからない色んな思い出があるんだろうな。元気な最後に泣けました。
ご挨拶ー希望を持てる明るい千秋楽ー
お花渡しは予想通り真彩希帆さん。(綾さんが送り出したものね)
全員が注目する中で真彩さんがこっそりめにガッツポーズを送る姿に会場は笑いに包まれ、真彩さんも「あれ?エヘ」という笑顔で退場されていました(笑)
綾さんのご挨拶
定型文ではなく気持ちをまっすぐに伝えてくださる内容でかなり素敵でした。
お一人お一人への感謝と、明日からの不安な気持ち。
「1人で歩いて行くことに足がすくむ思いです」と素直に言われる姿がカッコよかった。
そして「今日までの頑張った日々が必ず明日からの道を照らしてくれる」(すみませんニュアンスです)との言葉も、美しい言葉でありつつ気持ちがこもっていて。
雪組生のことも「皆様」と表現されたのが素敵だなぁと思いました。
何か新しいことに挑戦するのかな?と読み取れたことも、よかったです。
彩風さんのご挨拶
彩風さんのご挨拶が大好きでした。客席の寂しい気持ちを汲み取ってくださるような言葉で。
「終わりと言うのはとても特別で、今までのお役・作品・大切な仲間との別れ、千秋楽は大切な日です。
ただ、振り返るとこの1日だけが特別なのではなく、どの1日が欠けても今日はなかった。
今までの1日がなければ明日の新しい1日はこない。そう思うと全ての日々や時間が愛おしいです。」
(ニュアンスです)
その言葉に「また明日からも特別な1日になるんだ!」と前向きな気持ちになりました。
カーテンコールでは「良い景色を見て、うめぇもん食って、ああー生きてぎでよがっだ。そう思ったことあんべ?」とのセリフを出されて(言い方も可愛い)、日々の幸せを実感しないと♡と思わされました。
私も「夢介千両みやげ」では、このセリフが 1番好きかもしれないです。
彩風さん素敵なトップさんだなぁ。。
ちょっと面白かった
彩風さんと綾さんがお二人になった時、
咲奈さんが相槌でお辞儀をするたびに綾さんに当たりそうで(笑)、
綾さんが「はいっはいっ」と言いながら羽根を頑張って避けていて可愛かったです。決して後ろに下がらず、近いまま避ける。
綾さんがこれからは自分も客席で見るからと、客席に「よろしくお願いします」とお辞儀をされていた…なんて可愛い方なの。
その後も「どっせい」の説明を間違えてしまった彩風さんが「失礼しやした」と謝られたのですが、
羽根の中にいる綾さんも羽根の動きに合わせて一緒にペコペコしていて可愛かったです。
彩風さんが羽根の存在に不慣れ(笑)
また彩風さんが「どっせいで手を挙げる時に横の人にぶつからないように」とおっしゃった時。
朝美絢さんが悪例としてシャキーンっと両サイドの綾さんと縣さんの頭にチョップをする素振りをしていました(笑)それを頭を45度に倒して漫画のように避ける縣さん。可愛い図。
話しは外れてしまいましたが、綾さんのご卒業。
本当に残念ですが、「お一人退団」でここまでしっかりと送り出される作品でよかったなぁ♡
路線スターさんだから当たり前かもしれないけれど、綾さんのお人柄なのか、愛がたくさんでした。
GRAPHやご挨拶から、また綾さんをお見かけできると感じたので、楽しみにしたいと思います。
素敵な千秋楽、最高でしたー!!
うめえもん食って、良い景色見て、宝塚観て、生まれてぎてよがったー!
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