1日いたずらしていいと言われたら。
すれ違う人に「今日は何年何月何日ですか?…え、2020年?!…そうですか…」って言って走り去ってみたいなぁ。。。MACAPUです。
先日、初めて1人映画館に行ってみた。
ピクサーの新作「2分の1の魔法」。泣けた…やはり、泣けた…
アラサーにして初の1人映画館の感想
「一人なんとか」に関しては、結構ベテランで。
1人カラオケ、1人観劇、1人旅、1人焼き鳥、1人焼肉、1人居酒屋…など、ひと通り「お1人様」はやってきましたが一人映画は初。
ちなみに、1人焼肉は、今流行りの「おひとりさま用焼肉」ではない。
2回のうち、1回目はお高めのお店で「店のど真ん中の6人テーブルに1人」。2回目は、石垣島で「お店に1人(店員さん3人に見守られながら…)」。
職場で、「明日、初めて一人映画館行きます!(勇者でしょ?)」と宣言したら「え?したことなかったの?かわいー!」と言われて赤面。やたら「こんなの初めて」を連呼する女、みたいになってしまい恥ずかしかった。みんなやってるんですねー
「一人映画館」は、やってみたら、全然いけるものでした。
あえて言うなら、人間観察をしすぎて余計なことを考えてしまうのが、デメリット。
前に座ったスキンヘッドの男性の頭全体が、汗の粒でいっぱいで。
「今、私の頭も、実は毛の中は汗いっぱいなのかな?!」「このシートは歴代の頭の汗を吸ってきたのか?!」とか悶々と考えてしまう。
「2分の1の魔法」の感想-毎度同じなのに泣ける-
映画の感想。
ただの泣ける映画かと思ったら、普通に笑った。
一人でも笑えたことに自分で驚いたし、それくらい面白かった。
そして、泣けるシーンの音楽が毎回「泣け泣け!おらー!!!」って感じの音楽で、やめてくれよ、おい。って感じだった。見事に泣かされた。
お話の超要約 すべてのピクサー共通(笑)
ピクサーって、毎度毎度、超要約すると同じなんですけど、今回もお決まりのストーリー
何か事件が起こって冒険が始まり、ハラハラドキドキして
悲しいことが起き(それで終わりかと思わせーの)、立ち直り、そして成長。
からの、愛に溢れるハッピーエンド。
でも、毎度アホの一つ覚えのように、ドキドキハラハラして、最後に、わぁ♡となる。
それがすごいと思う。わかっているのに、毎度、ハラハラドキドキして、わぁ。
そして、その世界観がすべて全く異なるところ。今回は現代の妖精の世界。
あらすじ
(ここから先は若干ネタバレかも。一番のネタバレは言わぬ)
今回の世界は、妖精たちがもう魔法とかを面倒で使わなくなって、科学やらITの力で生きている設定。
ペガサスが野良犬みたいになっていたり、妖精たちがスマホ持ってたり。←こうゆうの好き!
いつも、ピクサーのありえないけど現実に起こり得そうなパラレルワールドのような世界設定が好き。ウォーリーも、超未来に「みんなが歩かなくなってデブしかいない」という設定が楽しかった。
今回良かったのは、ハッピーエンドが、二段構えだったこと!
兄弟がいないのに、兄弟愛に泣いた。こうゆのだと、やっぱり一人より誰かと見たほうが楽しいんだよなー人恋しくなるから。
お話しの背景は、
引っ込み思案な弟(主人公)と、ファンキーでちょっとうざい兄のお話し。お父さんは弟の幼少期に亡くなっており、弟はお父さんとの思い出がない。
という設定。
吹き替え版が、弟が志尊淳さん、兄が城田優さん、母が春奈さん、なのだけど、そっくりすぎて!
実写版のアニメ化なのかと思っちゃう。特に春奈さん。
ピクサーのストーリーを全部これで当てはめてみたいけど、今回はこんなあらすじ。
↓
〇事件⇒ある日、魔法を使ってみたら、お父さんの下半身だけが蘇る。
〇冒険⇒お父さんの上半身も蘇らせるために、魔法に必要な石ころを探しに行く
〇ハラハラドキドキ⇒蘇ったお父さんは、明日の日没までに消えるので時間がない
〇悲しみ⇒石ころが、アホで夢見がちなお兄ちゃんのせいで見つからない。弟キレる。「自分はお父さんとの思い出がないのに!」となる。
〇成長⇒
弟は、お父さんとやりたかった事リスト(キャッチボールとか)は、実はお兄ちゃんが全部叶てくれていたことに気が付く。その時、諦めなかったお兄ちゃんが石ころを見つけてくる。でも、お父さんに会えるのは、どちらか一人だけ、という状況。
〇ハッピーエンド⇒
弟は、お父さんに会うのをお兄ちゃんに譲って、お兄ちゃんはお父さんに会えてハッピーエンド!弟は遠くから、お父さんとお兄ちゃんがハグするのを見守る。(ここも超泣けた。背伸びして必死にお父さんを見る弟…)
〇ハッピーエンド2⇒お兄ちゃんは、30秒くらいしかお父さんと会えなかったんだけど、弟への伝言を聞いてきてくれていた。
この、ハッピーエンド2に超泣けた。。。
お兄ちゃんの聞いてきてくれた一番の伝言が、、、、、!!!!っていうので、泣きました。
お兄ちゃんは恐らく、お父さんに会っていた30秒を、すべて弟のために使ったと思われる。
私一人っ子だけど、泣けた~いいなぁ、兄弟。
1人で映画見るときって、どうやって泣くのだろ。
劇場だと余裕で一人でわんわん泣けるのになwちょっと泣いている風は隠して、ソワソワした。
さっきも書いたけど、泣けるシーンで、「ここ泣く場所です」って感じの音楽を流すのやめてほしい。まんまと泣けてしまう。
うーん、書いていたら、やはり良い映画だったな。
終始全体的に、平和ではあるけど。
ピクサーの本を読んでからとてもピクサーが好き。クリエイティブを信じて、面白い作品を作り続けられる会社。
ピクサーは、他にも気になる本があるので、読んでみたい。
またピクサーの映画ができたら、一人映画館してみよっかな。ちょっと人恋しくなるけどw
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