まかぷです!1回限りの新人公演!観劇させていただきました!
仕事に疲弊して観劇感想が溜まりまくっているけれど、ひたすらの脳内メモ!
そしてやっぱり今回の作品が面白くて大好きだなー!
「想像力は魔法」を体現するファンタジーなお話!(本公演の感想はまた別に…)
全体的には長の期の方々の安定感が素敵で、安心感がありつつ新人公演らしいわちゃわちゃした雰囲気を感じました!
最後にドイルとルイーザが花道から走って行った時は、謎の幸福感(?)おめでとう感(?)お疲れ様感(?)でうるうるしました。
ひたすらかわいい…本公演でもラストシーンが大好きです。
スターさん
( )内は、期と本役さん。
アーサー・コナン・ドイル:華世京さん(106、彩風咲奈さん)
百面相で可愛すぎました。
3センチになって会社のデスクに遊びに来てほしいドイル!
少し神経質そうで、でもお茶目で。ミスタービーンのような、無音でも伝わってきそうなお顔からの感情。
聖海さんのホームズが強かったので、「ホームズに支配される苦悩・葛藤」があって、本公演とは違う印象で面白かったです。(本公演は支配というよりも、ホームズが勝手に走り出す印象)
ドイルの様子に1番笑ってしまったのは、ホームズをルイーザから隠すところ!
ホームズがやりたい放題(段取りとしては、お二人の息がぴったり)で、焦っているドイルが最高に可愛かった!ハーバートを殴るシーンも面白かったなぁ。
新人公演らしいと思ったのは、モリアーティの場面。彩風さんは黒幕っぽい貫禄で登場されるけれど、新公は少しコメディタッチで可愛かった〜!
可愛いを連呼しているけれど、華世さんは研4さん&主演2回目とは思えぬ真ん中っぷり。
スター!
ご挨拶も素敵でした(後述)。
ルイーザ・ドイル:星沢ありささん(108、夢白あやさん)
いつか新公ヒロインをされるだろうとは思っていたけれど早い!!
そして想像を超える上手さ。お歌も台詞回しも。
ニコニコの元気なイメージがあるのですが、予想外に病に倒れた静かな場面が素敵で印象に残ったな。優しくて、ドイルへの気持ちが切に伝わってきて。もちろん明るいシーンも素敵だった。
本公演と違う言い回しの場面も多々あって、しっかり役作りされてるんだろうな。セリフも聞き取りやすかったです。
雪組って娘役さん充実してるなぁ。
シャーロック・ホームズ000:聖海由侑さん(103、朝美絢さん)
お歌が流石の安定感!学年と声量もあってか、ホームズがかなり強かった!それが面白かったです。
それがドイルと仲直りしてから対等になったりしたらさらにさらに面白かったなぁ、とも思ったり。
長の長で、カンパニー全体を引っ張ってる雰囲気も感じました。
ハーバート:壮海はるまさん(103、和希そらさん)
これまたお歌が抜群によかった。たまに声が和希さんに聞こえてびっっっくり。
聖海さんも前回の新公ですごく和希さんみが出ていたし、和希さんが本役さんだとみんな抜け感ゾーンに入るのかな。かっこいい。
和希さんの独特な自信に満ち溢れたカリスマな感じとは印象が違ったけれど、壮海さんがかっこいいお役をやるととこんなにかっこいいんだ〜!でした。
メイヤー教授:紀城ゆりやさん(105、縣千さん)
マスコットのような愛らしさとうまさ!やっぱり歌えるなぁあ。面白さが意外で、こんなこともできるんだ!という楽しい驚き。
前回の主演時の新公っぽさ(それもまたよかった!)はどこへ行ってしまったの!?というくらい堂々としていて、あー、これだからスターが進化する宝塚って楽しいです。
ロティ:白綺華さん(107、野々花ひまりさん)
声が可愛い!聞きやすい!コニーの瑞季せれなさん(107)と双子のようでハーモニーが綺麗でした。
エリザベス:華純沙那さん(106、音彩唯さん)
ぶりぶりしていないのに、どうしてこんなに可愛いんだ!!?とにかく可愛い。うまい。
音彩さんが少し強めなお姉さんなので、また違う愛らしいエリザベスで好きでした。
チャールズ・ドイル:霧乃あさとさん(106、奏乃はるとさん)
お髭はカツラで顔は見えずとも「絶対霧乃さんですね、このうまさは。」となるすごさ(笑)。声色がうまい〜!逆に若くてかっこいいお役とかももう少し見てみたいな〜!
バルフォア卿:風立にきさん(107、華世京さん)
本公演ではズズの弾けた印象があったので、それを思うと少しお堅めな印象だったかなぁ?華世さんの存在感ってすごいんだなぁ、と思いました。今後も活躍されそうだから楽しみにする。
ジョー:夢翔みわさん(106、壮海はるまさん)
ザ・宝塚のおいしいお役(をうまくできる人)!
ボニクラの少年も上手だったし、本公演でももっと観れたらなーと密かに願っています。(ホームズズの物乞いも可愛い)
アーネスト:苑利香輝さん(108、聖海由侑さん)
ラブリー!!なぜか目を引かれるし、小芝居の声でも耳に届く不思議。
ラブリー、そしてラブリー&ラブリー。
音彩さんのホームズ(老婆)(105)は可愛さに釘付けだったし、琴峰紗あらさん(105)の新聞売りも可愛くてニコニコしました。愛羽あやねさんエステルの下町っぽい姉御の雰囲気のうまさ!
紗蘭さん、愛陽さんも安定感抜群で、蒼波さん、音綺みあさんも印象的だったな〜他にもたくさんたくさん。皆さんそれぞれに素敵だった!
キリがないので、ここまでにして…
そして何より印象深かったのは、華世さんのご挨拶!!
9月から新人公演がストップして再開初回。
細かい言葉は覚えていないのですが、新人公演の機会への心からの感謝の言葉に加え、
「この場を必要だと思っている(大切な場だと思っている)」ようなニュアンスも私には感じられました。(ご本人が、そこを意図していたかはわからないけれど)
新人公演に出る側の方がそれを言うのは勇気がいることだと思うけれど、そんな言葉が聞けて嬉しかったし、改めて新人公演は続いてほしいなと思いました。
生徒への負担など課題はあると思うけれど…、どうにか課題がクリアされていくといいな。いつか東西新公が復活しますように。
華世さんが、準備してきた言葉ではなく、その場で思っていることを話されている印象で、心に届くご挨拶でした。
私は「眉毛ハの字おばさん」と化して、小刻みに頷きまくった。
本当に無事に新人公演ができてよかった!
素敵な新人公演に感謝!!
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