【感想】雪組「ライラックの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」-久しぶりの華やか雪組!-

観劇の感想
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まかぷです。雪組「ライラックの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」を観劇しました。

期待以上に面白くて、楽しくて!

お芝居もショーも、客観的には「語り継がれる歴史的名作」ではないかもしれないけれど(おい)、オーソドックスな楽しい2本立て♡(追記:いや、ショーはとてつもなく素晴らしいかもしれません。)

個人としては、雪組の久しぶりの華やかな宝塚らしい世界と好きなスターさんの魅力大・興・奮。最高の2本立てでした。

あと嬉しくて終始ニマニマしたのは娘役さんたちのご活躍!蒼穹の昴では存分に発揮しきれなかったであろう華やかさ及び麗しさが大爆発でした。(追記:改めて見るとお芝居は台詞は超少ないかも…ただ舞台上にたくさんいらっしゃる!それだけでも可愛くてテンションが上がってしまいました)

お披露目の夢白さんも堂々とされていて、元気なお人形さんのようでした。

お芝居の最大のネタバレは避けしつつ、さっくり感想をメモメモ。

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ライラックの夢路-スターさん堪能-

冒頭の朝美さん・和希さん・縣さんの妖艶な登場から「こんな始まりなんて聞いてない!」とテンションが急上昇

お顔にビジュー(?)が付いていて素敵!!♡

朝美さんはメフィストフェレス(悪魔)和希さんと縣さんは小悪魔らしい。楽しい。娘役さんも幻想的。

お話に一体何の関係が?!という気もするけれど、今のところ「サービスタイム」と受け止めた。

この冒頭に加え、この作品は舞台上が綺麗で幻想的なところが素敵!ディズニーシーのマーメードラグーンとか、アナと雪の女王のような世界観。

マッピングも駆使されてワクワクしました。

お話は「兄弟愛と鉄道の資金集めのお話」。

私はてっきり鉄道が走るところまでのお話と思っていたので、初見はテンポにもどかしさを感じたけれど、全体像を掴んでからの2回目の観劇は楽しかったです(笑)

全体像がわからなくて初見が「?」になるの、My初見あるある。

とにかく「がすごい」のだ(違う)。あの鉄ソング、トンチキで好きです

あとプチエピソードが多く詰め込まれているので、お話の核を掴むのが若干難しい気はしました。

総じて、兄弟や職人が個性豊か娘役さんは踊り子や魔女としてご活躍されるので、お役を通してスターさんの魅力を存分に堪能できる作品でした

残念なのは、伏線が分かりやすく早々に兄弟の結末も資金集めの方法も想像がつくところ(笑)

真剣に考えるとプチ疑問が多く湧いてくるので、あまり考えずに観る方が良さそう♪(笑)

謝先生らしくたくさん散りばめられたダンスナンバーも最高でした。それぞれ10秒くらいで終わってしまうのが、グヌヌ。

  

スターさんは、

ハインドリヒ(彩風さん)の突き進む力強さと弟たちへの包容力。ファッションショー状態でした。

エリーゼ(夢白さん)のいつでも絵になる美しさ天真爛漫さ。(音楽家として成功してほしかったなぁーというのはありつつ…)

 

「さきあや」の並びが美しいので、「この2人なら意気投合するよね!」と思えました。麗しさの塊。

   

そしてフランツ(朝美さん)は、嫉妬と苦悩が素敵。苦悩ソングに朝美さんのお歌の更なる進化を感じました。最終的には温かさが溢れるところが流石でした。

(朝美さんの2番手悪役率の低いこと!というかゼロ。いつも素敵な人なの)

 

ゲオルグ(和希さん)軍服真剣モードのお顔と、兄弟に見せる笑顔のギャップ!和希さんの説明的な台詞の言い回しが、自然で好きです。喋るだけでかっこいい。

(お歌がもっと聞きたい〜!ソロの場面シルブプレ、でもお芝居だけでもカッコいいの)

 

アントン(縣さん)は泥まみれのお顔に腕まくりwith クリクリヘアー&帽子というこちらを殺しにかかってる組み合わせ!激しめダンスシーンもありつつ、年下感を出している仕草や表情の一つ一つが、か、かわいい…!パワフルな縣さんが子犬みたいな表情を見せるのが、たまらんです。冷静になれない。

 

ディートリンデの野々花さんは、大劇場お芝居での可愛いお姿とご活躍が嬉しくて。嫌な女に見えすぎず、野々花さんだから成り立っていた気がしました

ヨーゼフの華世さんも進化されてて、パワー全開ではな儚いお役が新鮮で素敵でした。

 

素敵な方があまりにも多くて書きたいことは山ほどあるけれど……皆様の魅力が発揮されてて楽しかったです!

合掌。

ジュエル・ド・パリ

♪ジェルドッパリ〜!ル・パリ!ル・パリ!♪

華やかだったぁ〜!個人的に元々パリレビューはあまり好みではないのですが←、パリパリ&フリフリしすぎず、激しい場面もあって楽しかったです♡安定と信頼の大介先生

彩風さんと夢白さんの新コンビは、良い意味で初々しすぎず堂々と組まれていて素敵でした。

溌剌とした雰囲気も漂っていて清々しい。

夢白さんはお披露目とは思えないほど真ん中が似合っていて、「AYA!」の掛け声が印象的でした♡

全部が楽しかったですが、特に印象的だった場面を厳選してメモメモ。

 

最初の方の華やかなパリレビューのズラーッという並び♡

娘役さんが麗しくて。手先までスカートの裾が繋がっているお衣装で、華やかで泣きそうでした。

その後のルーブルの「コレクション」も娘役さんたちがコミカルでぶりっ子(良い意味)で可愛い。記憶が正しければ娘役さんは、中詰めは全員ダルマだったかな?素敵で泣きそうでした。

やはり娘役さんが華やかでこそ、宝塚!

  

またモンパルナスの朝美さんと野々花さんのシーンも鮮やかで可愛かったです。

特に好きだったのは、その場面のラスト!

朝美さんが客席にシーッとやって野々花さんとのキスを見せてくる展開。何がシー?!2000人との秘密?楽しい〜!

そして何といってもオベリスクの女の和希さん

「男役の女装」ではなく「ダンサー和希そらさん」で、かっこよさに顎が外れそうでした。ストレート黒髪もまた素敵。

男役の時と重心をかなり変えているのかな?プロフェッショナルでした…

   

 

縣さんは、中詰から猛ダッシュでバスティーユの場面に向かうのが、めためたにカッコよかったです。

ダッシュしながら華世さんと熱いハイタッチをしていて、暑苦しくて最高でした。

  

また美穂さんの歌声で退団者が踊る場面も心がキュッとなったし、1番好きだった白と黒のサン・ジェルマン(?)の場面もダンサーが揃いすぎてて…最高でした。お願いだからお1人ずつ動いて!!!

雪組はダンサー揃いだなぁ。。(しかも個性豊か)

からの女装オンパレードのカンカンも可愛いお衣装で大迫力だし(誰か叶ゆうりさんの居場所を教えて!)、

最後の群舞もデュエダンも大人っぽくて素敵だったし…

このショーは「素敵」のすし詰めです!

   

そしてそして109期の初舞台生さん!祝!

笑顔が弾けていて素晴らしかった!(お衣装は、ヒヨコかと思ったらミモザらしい。なんと可愛い。)

穏やかめでしたが、その分一人一人を拝見できて、ピチピチのピヨピヨ。まさに「雛鳥」のようで、眩しくて涙が出ました

 

 

全部を書くことになりそうなのでもう黙るとして…今の雪組は彩風さん・朝美さん・和希さんの並びが特徴的で素敵だな。

スタイリッシュな彩風さんと、現代的で色気のある朝美さんと和希さん。そこに元気な夢白さんも加わって華やか!若手さんもパワフルだし…どんどん勢いづいて行きそうだな♪ 結局、いつの時代も好きなんだなぁ(笑)

 

はぁ、全然言葉にまとまらなかったけれど、楽しい二本立てに初舞台生の輝きもあって、最高にハッピーな作品でした♡

また観るぞー!!!!!

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