【観劇感想】星組 全国ツアー「バレンシアの熱い花/パッション・ダムール アゲイン!」市川ーBAD POWERみなぎるぅー

観劇の感想
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少し時間が経ちましたが、星組全ツ in 市川!

パッションを浴びるべく、私の「パッションダムールinバウホールを見れなかった無念」を晴らすべく、参拝しました。

お芝居とショーで一生分の「愛している」を聞いたかもしれない(笑)

凪七さんが専科で主演で全国ツアーを回るなんて改めてすごいと思ったし、いつもと違う星組も素敵で、瀬央さんの羽根も似合っていた〜!

 

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バレンシアの熱い花 クラシカル〜!

私は2007年の大和悠河さん主演以来のバレンシア!

当時をあまり覚えていないものの、当時よりさらにクラシカルな印象でした。セットが、全ツ仕様で簡素だからかな?

クラシカルだけれど、有名な曲の数々が聞けるのは楽しかったです。

「♪瞳の中に宝石が見える♪」なんて、日頃からタカラジェンヌさんに対して思っているので、歌詞に共感しかない。

凪七さんと舞空さんのデュエットも、声の重なりがとっても美しかったです

 

 

全体の印象としては、「情熱の国スペイン!」というよりは爽やかだったかな?

それは凪七さんの王子っぽい雰囲気や、極美さんのキラキラの影響なのかもしれないです。スペインスペインしすぎない雰囲気でした。

  

フェルナンドの凪七瑠海さんは、お顔が小さい、足が長い。そしてマント捌きが綺麗で上品。

持ち前の王子な雰囲気から「遊び人を演じるフェルナンド」という感じはなかった気がするけれど(すみません)、ラストの背中だけの長い場面に堪えられる点に、キャリアの長さを感じました。

あの背中だけのラスト、すごいよなぁ。

久しぶりに王道男役な凪七さんを拝見した気がする。

 

イサベラの舞空瞳さんは、踊る時の大人っぽさと、笑った時の可愛らしさのギャップ

フェルナンドと年の差があったけれど、ふとした表情に色気があってドキっとしました。

ただ私は色気よりは可愛らしさにやられたので、よりキャリアを積んだのちに改めて大人っぽい情熱的なお役を見てみたいな!と思いました。

  

ラモンの瀬央ゆりあさんは、コミカルさがラモンだか瀬央さんだかよくわからないほど自然体で素敵。ラモンと結ばれたら幸せだろうな…

そして改めて証明される瀬央さんのスタイルの良さ!

凪七さんと極美さんに挟まれるという地獄のシチュエーションなのに、瀬央さんも顔の大きさが2人と一緒じゃん!とゆう。キャラで忘れがちだけど、お綺麗なのよ…

 

ロドリーゴの極美慎さんは立ち姿にうっとり。華やか。

ご本人もお話しされていたけれど、イサベラとの恋の場面がないのが、難しそうでした。

学年が上がって、憂い心に燃える感情の表現がより豊かになったら、ますます素敵だろうなと思いました!

 

シルヴィアの水乃ゆりさんは、柴田先生作品の人妻にしては、さっぱりしたモダンな印象だったかな?

最後は、せっかくルカノール(朝水さんイケおじだった)がいなくなったのに、なぜ死んでしまうの?!でした。

罪に耐えられなかったのね…。「せっかくルカノールがいなくなったのに」と考える自分の心の汚さを、反省しました。

    

   

ドンファンの天飛華音さんは、出番は少なめなのに父との場面での存在感!あの数秒でもこちらの感情が動かされるのが、さすがでした。押し出しが強い!

  

マルガリータの乙華菜乃さんは、声が魅力的!フェルナンドもこの子は裏切れないよね…となりました。ますます活躍されそう。

  

ローラの絢音美蘭さんは、スペインの風が吹いていた!ケンカのシーンはスカッとしたし、だからこそ後の展開に感情が動きました。魅力的でした。

侯爵夫人の紫りらさんも、気品があって素敵。

茉莉那ふみさんも活躍されていて、無事復帰されてよかった^^

お芝居かショーか忘れてしまったんだけど、都優奈さんの歌声もさすがでした

  

後方席で観ると、やはり声の通りが良い方の印象が強く残ります

   

クラシカルでシンプルで誤魔化しが効かない作品だからこそ、スターさんの個性やら魅力も露わになって楽しかったです!

パッション・ダムール アゲイン-やはりBAD POWER-

まず色んな方のご活躍が楽しかった!夕渚さん、天希さん、蒼舞さん、などなど。

凪七さんは前回のダムールより出番が控えめで、2番手の瀬央さんも多く活躍されていた印象でした。

 

そして舞空さんのお歌の進化に驚いた!

この超高音はどなた?!と思うと舞空さん、というのが何回かありました。踊れて歌えて可愛くて…「THE宝塚の娘役トップスター様」でした。

   

で、やっぱりBAD POWER!!

  

初生BAD POWER!わぁー!

あのリンゴはパラダイスの歌手さんが投げてジゴロが受け取る設定なのね?!(現代のアダムがリンゴを受け取ってジゴロになるらしい…)楽しすぎるぅ(涙)

リンゴを投げた極美さんの後ろ姿と、受け取った瀬央さんの眼力

  

そして瀬央さんがリンゴを放り投げて、スタート

  

手から炎が出るくらい拍手してしまった。シンバルを叩くサルのお人形状態。

     

  

からの、Prrrrrrrr…Hello、ダーリン

 

一緒にリズムを刻むことを許されたかった。。

      

舞空さんが、ゆっくりポージングに近い動きをしているの最高に素敵だった。娘役さんたちの可愛らしいこと!

  

そして瀬央さん…。

観劇された大和悠河さんが「彼女がカッコつければカッコつけるほど微笑んでしまう」(YouTube)との感想を言われていたけど、少しわかる!

 

瀬央さんは「わぁ、瀬央さんがカッコつけてる、ふふふ♡」となる気持ちと「え?めっちゃカッコ良いのですけど?(真顔)」の気持ちが混ざり合って、結論、超かっこよかったです。ひゃー

  

そして美稀千種さんのハードボイルドさ。激しく踊る組長、カッコ良い。

   

  

からの極美さんが真ん中の場面

とても素敵だった。

絵に描いたような美しさの極美さんが、少しトンチキな振り付け(グーパーとか)をされるのが、たまらなくツボです。 

天飛さんも、娘役さんにはない色気でした。

 

と、ワーキャーしていたらあっという間にフィナーレでした。

デュエットダンスがなかったのかな?

   

パレードは想像以上に瀬央さんに大きな羽根が似合っていました。広島も盛り上がったようで…凱旋公演おめでとうございます。

  

  

そしてご挨拶では

羽根を背負った凪七さんが「昔、バレンシアの全国ツアーで市川に来て、もう一度この地に来ることができました」とニコニコされていて、その言い方がなんとも控えめで、そして嬉しそうで。

心から「よかったですねぇ(涙)」という気持ちになりました。

  

お芝居ショー共に思ったことは、凪七さんが真ん中で全体の雰囲気が伸び伸びしてる感じがしたこと。

 

礼さんが率いる星組も、舞空さんを始めみんなが礼さんについていかねば!とゆうパッションがあって素晴らしいけれど、凪七さんが真ん中でまた違う星組の良さも見えた気がしました

礼さんはまだまだご活躍されるだろうし、たまには番外編のこんな公演もすてきだな、でした。(礼さんチームの「赤と黒」も、それはそれは素晴らしかった!!!)

    

  

こうやって思い返すと、ほんとにロマンチックショーだったのかしら?との疑問もあるけれど、以上です!

 

楽しい時間を過ごさせてもらいました♡

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