MACAPUです。
アニメの「アナスタシア」を見ました!宝塚版も素敵でしたが、アニメも面白かった!
ディズニーではなくFOX映画なんですね。ディズニープリンセスだったら好きなプリンセスに仲間入りしていたかも。ラプンツェルばりに元気なプリンセス。
音楽が、ミュージカル版と同じだったのが楽しかった。
でもストーリーは違う部分もあって、それぞれに素敵~!
ディミトリは宮殿のキッチンボーイ!悪役は、ラスプーチン!
ディミトリは、宮殿で働くキッチンボーイ。革命が起きた時に、アナスタシアを裏口から逃がしてあげた、という設定でした。
逃がす時にアナスタシアがオルゴールを落として行ってしまい、ディミトリがずっと持っていて、おばあちゃん(宝塚版のナナ)に渡してあげる。
アナスタシアは、おばあちゃんにもらったネックレスだけが唯一の持ち物で、そのネックレスがオルゴールの鍵だった、という設定。
ディミトリがアーニャをアナスタシアだと確信するのは、アナスタシアが裏口から逃げたことを思いだした時だったりして。
これはこれで大変素敵な設定で、ときめいた。
そして、悪役はラスプーチン!!
宝塚ファンなら絶対に知っているラスプーチン。
彼の呪いによってロマノフ王朝が滅ぼされ、死んだ後も悪霊(?)になってアーニャを追い回す設定。
宙組ならば「神々の土地」の続編としても作れそう(笑)
悪霊のラスプーチンが、最後の最後でアーニャを殺しにかかるんだけど、アーニャとディミトリがラスプーチンと戦って、勝って二人は結ばれる、という設定でした。
その最大の盛り上がりどころが「悪役との対決」なあたりが「アニメ」という感じ。ディズニー感。
ハッピーに終わりかかったのに、突然ラスプーチンが橋を壊して暴れ始めるので、突然アニメ感が増して、びっくりしました。
このラスプーチンを、うまく現実の人間に落とし込んだのが、グレブなのね~。そこまでの悪者ではないけど。
ラスプーチンの悪役ナンバーもあって面白かったです。
あと、素敵な設定だったのは、
ナナが全然アナスタシアに会おうとしない時に、ディミトリがナナの送迎車を乗っ取って、無理やりアナスタシアのもとに連れて行ったところ。
ミュージカル版の時、ナナが結局アナスタシアに会いに行くところは若干違和感があったので(割と簡単に会いに行くじゃん、と思った)、そこが自然でよかったなぁ。
アニメは、車を乗っ取ったディミトリがオルゴールを出してきて、ナナに向かって「僕が逃がしたんだ、信じてくれ、会ってくれ」と説得して、ナナがアーニャに会う流れなのです。素敵ー。
あとは、アナスタシアについてくるプーカという犬が可愛かった♡
アニメならではの楽しみどころー英語のお歌とゴッホ風のタッチー
アニメは字幕で観たのだけど、やはり英語の歌詞がしっくりくる~!!
英語なんて一つもわからないのですが、音が自然なのです。それだけはわかる(笑)
オルゴールの曲も「Unce upon a december~♪」て、素敵。
幻想で、パーティの貴族たちが上から幻想的に出てくるのも素敵。舞台でもよく再現されていたなぁーと。
このアニメからあの舞台を作れるって、本当に創作者のみなさまは天才。
私は字幕で観たけど、日本語吹き替えは歌は鈴木ほのかさん(レミゼとか出ていた方)がされているみたい。日本語でも見ようかな。
あと素敵だったのは、パリの場面!!
ゴッホ風のタッチの中でのナンバーでとっても可愛い~!!
Youtubeに完全にありました~よかったら。
動画の中の、ふくよかな女性が宝塚版のリリー、ふくよかな男性が宝塚版のヴラド。
パリの街中が本当に素敵で、パリに行きたくて仕方なくなってしまう。パリに行きたい。パリに行きたい。
最後のセリフが素敵だった
ラスト、アナスタシアとディミトリが姿を消した後。
アナスタシアが、ナナ宛に、去る旨を書いた置手紙を置いていくのですが、
その手紙を見たナナとソフィー(宝塚版のリリー)の会話が、とっても素敵で。
ソフィー「Oh! It‘s a perfect ending!」
ナナ「No.It’s a perfect BEGINNING.」
って言うところーーー。
とっても素敵。
ナナがアナスタシアの未来を想っていることも、ナナの止まっていた時間がようやく動き出した感じも、確かに「beginning」がぴったり。素敵なラストのセリフでした。
アニメはアニメで堪能♡
職場の方に借りたのですが、Amazonで1000円だったとのことで、ほんとに1000円だった(笑)音楽だけでも楽しめてよかったです♪
やっぱりアナスタシア好きだな~!!!
早くアナスタシアのスカステ放送(あるのか?)やってくれないかなー♡!
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