【感想】FACTORY GIRLS -活力もらった!-

観劇の感想
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

かなり日が経ちましたが、国際フォーラムの「FACTORY GIRLS」を拝見しました!

実力派の女性陣がカッコよく舞台に立たれている姿とお話がリンクして、生きるエネルギーをたくさんもらいました!

お話は題名の通りで、工場で働く女性たちが労働環境の改善を求めて立ち上がるお話。

「10時間労働の実現を!」と言う言葉がたくさん出てきたのですが、

今の8時間半拘束で「早く帰りたい」とか言っているのが、恵まれた環境なんだなと実感しました。(笑)
 

「サラたちのストライキから実際に労働環境が改善されるのは、もっと時間が経ってから」とのことでしたが、この人たちがいなかったら女性のストライキはなかったかもしれないものね。パワフルな方たち。

この時代に立ち上がった女性たち、ありがとうございます

 

作品で素敵だったのは、女性たちのかっこいいダンスナンバー

実力のある俳優さんたちがお役の個性を爆発させてるのがかっこいいのなんの。

誰を見ても、「あー、この方もうまい!」となりました。

舞台自体が、女性が中心に活躍していることも新鮮で嬉しかったな。

途中、舞台セットがほぼ変わらないのと照明が暗いので少し退屈に感じる瞬間もありましたが(すみません)、かっこいいナンバーと歌唱に圧倒されました。

全体的には、工場や時代も舞台「マリー・キュリー」と似てい

ストーリー展開は先が容易に想像できたけれど、ハリエットとのすれ違いなど繊細な部分が描かれるのが面白かったです。女性側同士でも方向が違う面白さ。

スポンサーリンク

出演者さん

サラ・バグリー:柚希礼音さん

お役がピッタリ!強いだけでなくチャーミングなところもあって。

高音(特にセリフ)が苦しそうな場面もあったけれど、圧倒的な「真ん中感」がさすがでした!

立っているだけでリーダーっぽいオーラがある。

  

ハリエット・ファーリー:ソニンさん

お役の世界に入り込まれてたので私にはキャラが掴みにくく感じたけれど、歌唱がすごい。

少し濱田めぐみさんのような独特な声色でした。

彼女なりの葛藤が見えて、最後に女性側についてくれたときはよし!となりました。

 

アビゲイル:実咲凜音さん

1番惹きつけられた!今まで私が観た実咲さんとは全く違うキャラクターで、新鮮でした。カッコよかった!

ダンスナンバーもさすが。

存在感の濃さと、最後までハリエットとサラの中立的な立場でいたことにも説得力があって。

 

娘役さんは、退団された後もナチュラルに活躍できるのがすごいなぁ。もちろん娘役と女優の違いの葛藤があると思うけれど。

娘役さんは、男役さんよりもお外の舞台で活躍を広げやすいなと思いました。実咲さんの今後の活躍も楽しみだな♡

 

ルーシー:清水くるみさん

可愛い〜!声と、地味っぽいお役なのに魅力的。

マリー・キュリーとお役の雰囲気が被っていたので全く違うお役柄も見てみたいな。

  

マーシャ:平野綾さん

さすがでした。貫禄がありつつ女性らしい魅力を放っていて素敵。

女性らしいけれど爽やかでカッコよかったな。

  

アボット:原田優一さん

良い意味でうざい存在だった。声の圧も鬱陶しくて。

コミカルさの塩梅がうまいので、心地よいうざさでした(とても良い意味)

ラーコム夫人/オールドルーシー:春風ひとみさん

少し退屈になっていたのだけれど(すみません)、春風さんの場面になると一挙に世界に引き込まれて涙が出ました。春風さんが歌うと舞台セット以上の景色が見える

シェイマスの寺西拓人さん、グレイディーズの谷口ゆうなさん、ヘプサベスの松原凛子さんも印象的でした。

 

私には音楽がなかなか頭に残らなかったのですが、豪華なキャストと女性陣の力強さに元気をもらう舞台でした♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました