【観劇感想】星組「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム」初日ーサイヤ人の上ー

観劇の感想
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MACAPUです。星組の東京初日に行ってきました〜!

天井付近のお席だったので、細かくは観れなかったけど…!

礼真琴さんがまたパワーアップしていて…まるでサイヤ人→スーパーサイヤ人→スーパーサイヤ人4→スーパーサイヤ人ゴッドのように、「まだ上のレベルがあったんかーい!」というね。最強のさらに上を行く、という。

礼さんの終わりなき進化…そして舞空さんも一緒にサイヤ人になっているからすごい。

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柳生忍法帖ー色んな方に出番があるのが楽しいー

予習バッチリだったので、お話はすんなり!テンポが速く、初見の方には難しいのでは…?!と思いました。

台詞で説明しているものの一瞬で…。予習なしの私だったら「?」だったと思います。

とりあえず「千姫様は将軍徳川家光の姉」だけでも、わかっていた方が良いと思いました。

以前、頑張って書いたのですが(笑)、天海と芦名銅が双子です。(愛月ひかるさんの一人二役)

敬称略

 

原作の残忍さや「青年漫画」な部分は、うまい具合にカットされていて感動

お香は原作では「The青年漫画」な効力があり、女たちが十兵衛を女として襲っていたので心配でしたが、ただ恨みを十兵衛にぶつけてしまう設定だったし(はず)、ゆらにはお香が効かない設定であるのも良かったです。 

柳生十兵衛(礼真琴さん)は、開演アナウンスからイケメンボイス。

立ち回りで、剣先がブレない!!礼さんの十兵衛は野生っぽさと強さが色男でよかったです。

あとは歌の音域が広い広い!高音とか破裂音に近いようなはじけっぷり(いい意味です)。

歌いながらの立ち回りを易々とやっているのも、すごかった!(GRAPH12月号に振り付けの時のエピソードが載っていて笑いました)

ゆら(舞空瞳さん)は、原作より「良い子」でよかったです。原作は残忍非道でしたが、今作は「芦名銅伯に操られている設定」が前面に出ていたような。

なこちゃんの声色に色気がありドキドキ。

ただ柳生十兵衛のことを好きになる展開が、突然!(笑)え、ゆら、どうした、いつ好きになった?!とゆう。

ゆらが十兵衛を好きになったシーンは、ゆらに台詞がないので難しそう。

和物のなこちゃんも可愛かったです。

芦名銅伯(愛月ひかるさん)は、愛月さんにしかない特異な存在だったなぁ〜!

王道2番手悪役ではないと感じたけど、裏で掌握している説得力がよかったです。

七本槍は、、、孫兵衛(天華えまさん)、死んじゃうの早くない?!?!?!(原作も早いんだけどさ…)スターさんなのにぃ〜。とてもカッコよかったけど。

死に際の演出はしっかりあったけど、死ぬ順番(出番の長さ)については、番手や路線スターの視点で見ると不思議でした。(漣さんやひろ香さんはもちろん大好きです!が、お二人の出番が長いので驚いた)

原作の死ぬ順番は、鉄斎[碧海さん]→孫兵衛[天華さん]→丈之進[漣さん]→廉助[綺城さん]→一眼房[ひろ香さん]、

ラストシーンで銀四郎[極美さん]・虹七郎[瀬央さん]の順なので…微妙に違いました。

 

虹次郎(瀬央ゆりあさん)は、麗しい!もっと剣捌きや立ち回りが見たかったなぁ〜!綺麗な悪役で素敵でした。

天秀尼(有沙瞳さん)も出番が少ない!(涙)と思いましたが、逆に堀の女たちや七本槍など、たくさんの方が舞台上に出ていて楽しめました。原作では、丈之進の3匹の犬も人間になっていて、原作の他のストーリーと融合していてよかったです。

ただ、人が多い故に効果音の戦いが舞台のどこで起きているのかが、わかりませんでした(笑)お坊さんたちの顔も見えなかった〜!

音波みのりさんは不老不死なのか…?可愛かったです。

あ、多聞坊(天飛華音さん)は原作と全然違い、美味しいお役!!

原作はお坊さんたちに個性はほぼなかったけど、多聞坊はパーソナリティが可愛く描かれていて、さすが星組の未来のスター!大切にされている

天飛さんは場面を持っていく力があってすごいなぁ。会場みんなが、多聞坊が可愛くて笑っている雰囲気でした。

 

いっちばん最後のセリフが、漫画でも1番感動したのですが、舞台でも同じで鳥肌が立ちました!!!

モアー・ダンディズムーこれがキャリオカ!これがParadiso!ー

ダンディズムシリーズってロマンチックレビューなんですね?!

そこから驚いてしまいました。

 

ダンディズムシリーズは生で見るのが初めてだったので、冒頭のカラフルさやキャリオカ、Paradisoは、「これが、かの有名なぁああああ!!!」でテンションが爆上がりでした。

テレビで見たやつ!なんとかスペシャルで見たやつ!という喜び。

 

新しく増えた場面もあったので、全体で見ると各場面の世界観が全く違い、礼さん率いるシーンはダンディズム愛月さんが率いるシーンはロマンチックレビューという印象でした。

一つのショーとしての統一感はなかったかなぁ。

王子様のシーンなど「ダンディなのか…?!」なシーンが多々あり(笑)

愛月さんは、特に群舞において一瞬一瞬のポージングが考え抜かれているんだろうなという綺麗さで、2階席からも目立ちました。(やっぱりなんだか切なくなってしまうのだよな…)

舞空瞳さんは、礼さんに引けを取らないくらい歌っても踊っても「宝塚の娘役♡」な世界観で素敵でした。全体像も最高に可愛いかったです。

礼さんは、伝統的なシーンは「ビデオで見た真矢さん」を感じる要素(アクセントや声色)がたくさんあり、再現度がすごい。礼さんご自身も大切にやっている感じが素敵でした!

Paradisoの礼真琴さんはさ、

俊敏な動きの合間に「ah」という破壊的な吐息を入れられるの、あれは何ですか。。

吐息のたびにオペラグラスを握り潰しそうになる破壊力でした。

  

キャリオカの世界観が大好きだなぁ♡登場は2階からだと最初はお顔が見えなくて悲しかったけど(笑)

個人的には、新しいストーリー仕立ての謝先生のシーンが1番好きでした。

星組は、大人数で「感情をダンスに込める」というのが力強くてかっこよく感じます。これぞ星組!!!って感じでした。一挙に場面に引き込まれました。

1人の表情一つでもストーリーを感じる。

瀬央さんは、ガッツリひと場面歌い上げていて、カッコよかったです今後の活躍がますます楽しみでした♡

ご挨拶ー羽根が可愛い!!!ー

礼さんはトップになってはじめての全員集合の舞台だったんですね〜!おめでとう〜!!!!

しっかりした&少し笑いありのご挨拶でした。「東京タワーが大谷翔平選手のカラーになっていて、東京に来たなぁと思いました!」とのこと。

かなりのツボだったのは、礼さんの羽根!!

通常トップさんの羽根は後ろがナイアガラのように垂れていることが多いと思うのですが、今回は球体〜!後ろがぽわぽわ。滝じゃなくて、まんまる。

ポンポンみたいで、礼さんがお辞儀するたびにお背中がポワポワポンポンしていて可愛かった〜!かなりツボだったので、次のマイ楽でも楽しみたいです。

以上でした!!

  

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