MACAPUです。
先週は、シティーハンターの地“新宿”にて新生月組「川霧の橋/Dream Chaser」を拝見しました♡
月城(れいこ)さんと海乃さん(うみちゃん)らしく地に足のついたお芝居に、心が温まりました〜!
今日は千秋楽かぁ。おめでとうございます。
ライブビュー ちなつさん強制視聴はまずい
映画館は、ほぼ満席!すごい。
配信はあまり観ない派だったけど、生だとお芝居に関係ないところに目移りするし家だとスマホを触っちゃうので、お芝居に集中できてよかったです。
映画館は重低音が響いて、小さな動作音までが映画のよう(笑)不思議な感覚。
ちなつ(鳳月杏)さんが殴られるドュクシッ!という音は、007みたいでした。
ライブビュは、強制的に観るところが決まるのも良い!
がしかし、ちなつさんを強制的にSS的近距離アングルで観るのは危険極まりないです。あー見たくなかった、この大人の色気。。。
真顔であんなに色気がダダ漏れるって、どうゆう仕組み?
スターさんのお顔を、SS席でオペラグラスぐらいのドアップかつ大画面で観れるわけだけど、れいこさんのまゆ毛ってめちゃくちゃイケメン。
眉頭だけ上に上がるのが歌舞伎のようで、かっこいい。新たな魅力を発見できました。
川霧の橋 人情ものが合うお二人
ざっくりなストーリー
シンプルには三角関係なのだけど、良い感じにそれぞれの人情や人生が絡んできて良い。
幸次郎(月城かなとさん)は、幼馴染のお光(海乃美月さん)を想い続けている。
お光は清吉(暁千星さん)を待つと約束していたので、幸次郎の想いを断り続ける。
清吉は結局悪人になってしまったのに、お光はそれでも清吉を待つ。幸次郎もお光を支え続ける。でお光は、最終的に自分の幸次郎への想いに気がつき、なんかんやで幸次郎と結ばれる、というお話。(雑)
不幸の連続だったお光が、最終的に幸次郎と結ばれて幸せになって…観ているこちらも幸せになりました。
2番手の半次はというと、裏の立役者で。
実は清吉はお光を自分の悪事に利用しようと企んでいたのだけど、半次(鳳月杏さん)が密かに清吉を始末(恐らく殺した)。それでお光は悪事に巻き込まれずに幸次郎の元に無事に行けた、という感じ。(半次は、好きだったお組(天紫珠李さん)を最後まで看てくれたお光を救いたかった)
「芝居の月組」ー月城さんの江戸っ子ー
月城さん
月城さんって、江戸時代に生きてたことあるよね?
人望が厚いのに好きな女には口下手で一途という「the江戸の男」のイメージそのものでした。
黙ってても熱い。立ってるだけで人情ありそうな江戸っ子に見える。
似合ってました。
私どうしても、オフの月城さんと舞台の月城さんが同一人物と思えない(笑)ギャップにやられます。
海乃さん
この作品で心情が移り変わるのはお光くらいかと思うのですが、海ちゃんの心の葛藤にこちらも一緒に苦しくなったり、恋焦がれる気持ちにさせていただきました(笑)
一歩間違えたら、結局幸次郎なんかーい!となってしまいそうなのに、しっかり一人芝居で心から葛藤しているのが伝わってくるので、お光の幸せを心から願いました。さすが海ちゃん。
冒頭で海ちゃんがそっけなく幸次郎に「こんちはー」と言うのが、新鮮でツボでした。
鳳月さん
男は黙って好きな女を想うもんよ、って感じで、超素敵!!(何だそれ)静かに女を想う姿が、なんて似合うのぉ〜!
前作の百合といい、今回のお組といい、鳳月さんに想われる娘役さんが羨ましくなる(笑)
逆に、清吉に「俺を消そうとしたな」と言うときの氷の瞳もまたかっこいい。
そして日本物の法被を着ているのに、足が長いことが丸わかり。足を階段にかけるシーンや着物を捲り素足を見せて走るシーンは、サービスタイムかな?とゆう感じでした。
暁さん
ありちゃんの和物の色男はやはり最高。
個人的に、ありちゃんって「洋が似合うかと思いきや和物が最強にかっこいい」という意外性が好きです。
甘える女を軽く遇らう図が色気ありましたわ〜。悪いありちゃんがバチッとハマるの最強。
ちょっとニヤっとして、袖に手を入れてる姿が良き。(袖に手を入れていたのは私の幻想かも)
あとは光月るうさんと麗千里さんが素敵だったな〜
光月さん(お光の祖父)の苦労人ぶり…見ていて苦しいくらいの病人ぶり…グッと作品をレベルアップされてる気がするのです。「芝居の月組」を率いていてかっこいい。
麗さんは流し目と姉御感が超素敵。最近お芝居で観る機会がなかったのだけど、力をメキメキと貯め込んでいたのね…天紫さんとの喧嘩のシーンは迫力ものでした。艶がある!
天紫さんも、唾を吐き捨てる落ちぶれ感が迫力あって息を呑んだ。病床の場面が特に素敵でした。
あと晴音アキさん!ライブビュは音声がキンキンしていたけど、晴音さんの声が心地良くて聞き取りやすく、素敵でした。
全体的には、派手な映像や仕掛けもなく昔の良きお芝居という感じで、れいこさんと海ちゃんだからこそ美しく再演できたんだろうなぁと思いました。
(れいこさんが川に流される仕掛けとかね、古風で、いいですね笑)
珠城さんの時あたりから「芝居の月組」が強化された気がするけど、月城さんと海ちゃんになると、さらにその特徴が強固なものになりそう。楽しみです♡
Dream Chaser 新生月組を実感
階段に珠様がいない悲しさと、れいこさんと海ちゃんのショーの並びで、ショーでようやく「新生月組」を実感。
お芝居は、れいこさんと海ちゃんはよく組んでたものね。
落ち着いた実力コンビだけど、ショーは宝塚らしく華やかに変身するから素敵!
新生コンビは何の疑いもなく良いものだとわかっていたし素晴らしかったのだけど、No2.3のちなありの並びがとっても素敵!!!頭身バランスが似ているので綺麗〜。
真ん中のれいこさんは顔が小さいし、バランスの良い男役No1〜No3に見えました!海ちゃんもその三人の並びにさらに華やかさを増してくれるし〜!
新生月組も素敵だわぁ。
やはり同じ演目を違う方がされるのって、新たな発見があって大好き!
特にアビバが面白くて。
ありちゃんだと現代的でスタイリッシュで目がハートなのですが、自分はれいこさんのアビバもとても好きだったことを知りました(笑)
れいこさんには新鮮な乱れ髪に真っ赤な口紅。れいこさんって声がいいですよね。あと胸板が厚い&独特な首の動き(マニアック。キモい、すみません)。れいこさんのアビバもまた観たくなった。
最後は、ありちゃんがウィンクしてハートマーク作って「サランへ(韓国語:愛してる)」と言うのが大画面に映り、キュンでした。
れいこさんとありちゃんでカラーが違いすぎて楽しかった!
暁(青の和風)の場面 ウィンクがぁああああ!
確かこの場面の群舞で、ちなつさんのウインクが!!ウィンクがァああああああ!!
サイドから全体を写すカメラワークで、ぎりぎりちなつさんさんが写り込んでいたのですが、
真っ直ぐに前を見据えて真顔で3秒ウィンクしていたのです。しかも超激しい踊りの合間に。
はい?
はい?
どうゆう仕組み、どうゆう仕掛け、どうゆう事態。混乱。
映画館で客席に向かって「今の見た?!?!」と叫びたくなりました。
海ちゃんのトップ就任がやはり嬉しい…
海ちゃんのドレスさばきが美しくて、ドレスが動いたらキラキラ粉が飛んで見える。
大劇場では珠様が男役さん達と絡んでいたシーンが、博多は海ちゃんが男役さん達と絡む形になっており、誰と組んでもいちいち海ちゃんの挙動がめちゃくちゃ可愛い!可憐!
れいこさんがその様子を「俺の嫁を男どもに紹介するぜ。みんな俺の可愛い嫁と踊ってくれよ」と言っているように見えて、勝手に妄想ストーリーが進みました。
そして…龍さん時代を観ていた身としては、海ちゃんのトップは嬉しい。。。
当時、ピヨピヨなのにヒロイン格に引っ張り出されて、黙々と頑張っていた海ちゃん…(妄想)。
ピガールを観た時は、トップになれない…?!と絶望した(天紫さんの出番が多かった)けど、海ちゃんが幸せにれいこさんとゆう素晴らしいトップさんと一緒に輝ける日が来てよかった。
れいこさんは強みがあって魅力的
大変上から目線なのだけど、1幕が終わるまではれいこさんのことを「最強の美人で、お芝居が強くて、お歌も歌えて、少し踊りは苦手かも?!」と思っていました。
が、2幕を見たら普通にスタイリッシュに踊られていて驚いた、キュンキュンした。
強みがあってさらに苦手分野まで克服されていくのって本当にかっこいいのだ!!(苦手分野ではないかもしれないですが)。これだから宝塚が好き。
きっとこれからさらに3拍子揃ったスターさんになっていくんだろうなぁ〜。何より、芝居が良いという揺るぎない強みがあるのが、やはり素敵です。(主観ですが)
デュエットダンスはお芝居調。「やれやれ、うちの海は」という振りをするれいこさんを見たら、バトラーが見たくなりました。(時代的に「風と共に去りぬ」は上演は難しいかな…)
イケおじ「やれやれ」スタイルのれいこさんが観たい!
はー、れいこ海コンビ素敵でした〜!!
ライブビュの最後は、ドアップでれいこさんがカメラにウィンクをされたように見えたのですが、あれは幻だったのだろうか。。。
だのじがった。
お前誰、みたいな感想ばかりになってしまいましたが、とにかく楽しかったのです♡
まだプレお披露目とか嘘でしょ?!って感じですが、年明けのお披露目公演も楽しみです!!!
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